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真面目に48TBファイルサーバを構築してみる(1) 構想編

個人的な、というより今やっている仕事の関係でコロナに感染するわけにはいかない、ということでStayHomeな夏になりそうです。そのため、PCを組み上げるにも秋葉原や日本橋などの電気街に出向いて自分の目で見て購入する、ということが一切できないため、基本的に通販で購入することになる、という悲しい状態です。まあ、それは置いておいて。

今回の連載は自分が3月に書いたRAID6を使った48TBファイルサーバを構築するなら何が必要?の記事を見ながら本格的にパーツやらを購入してファイルサーバを構築していく過程を書いていきたいと思います。まずは構想編です。記事を書いたときに甘かった部分をもう少し詰めながらやっていきます。

 

要求するスペックは?

前回とはあまり変わりませんが、ちょっと拡張性を考えて以下の条件にします。

  • NASストレージ部分はRAID6(RAID Z2)による障害に対する耐性をつけること
  • OS保存部分も障害耐性をつけること
  • 10GbEへの拡張を考えてPCI Express x4以上が使えるスロットが2つ以上ついていること(LAN+SATAインタフェース)
  • Onboard LANからWakeOnLanが使えること
  • 仮想PCが使えるレベルのCPUおよびメモリがあること

さて、この条件をつけると前に考えた条件からどの程度変わるのでしょうか?

 

NASのストレージおよびインタフェースカードについて変更できる余地はなし

価格的な問題でこの2種類を組み合わせるしかないと思います。

Seagate BarraCuda 3.5″ 8TB 内蔵ハードディスク HDD 2年保証 6Gb/s 256MB 5400rpm 正規代理店品 ST8000DM004

HDD側はこれ一択。値段も前回の記事を書いたときとほぼ変わらず14,500円ほど。保証期間が2年間と意外と短いのがネックかも。

 

玄人志向 キワモノシリーズ SATA3 10ポート増設インターフェースボード SATA3I10-PCIE

インタフェースはやっぱりこれ。8TBのHDDをつないだときに正常に容量を認識できるか?は口コミなどから確認できていないのでちょっと怖いところではあります。

 

CPU・マザーボード・メモリの種類が少し増えている

今回考える余地があるものその1。CPUはIntelが第10世代(Comet Lake)が出ていますのでそちらを使えば2万円以下でもSMTでスレッド数は伸ばしやすいですし、AMDもコア数が多いのに安いものがそれなりにあります。が、今回の場合はPCI Expressスロットが使えなくなることや、サーバ用途にグラフィックカードを追加して部品点数を増やすのもどうかと思うのでCPU側にグラフィックを内蔵しているものが優先になります。そうするとCPUの候補は限られます。

  • Intel Core i3 9100
  • Intel Core i3 10100
  • AMD Ryzen 3 3200G

このくらいです。まあ、Comet Lake系が一つ増えているのがありがたいところですか。

メモリはDDR4 16GB(8GB x 2)であれば大丈夫だと思いますのでこちらはあまり考えないようにしています。

そしてマザーボードがやっかいです。特にちゃんと確認しないと「PCI Express x4以上スロットが2個」「WakeOnLanが使える」の条件が満たされていないものを選択してしまうことになることに注意しましょう。例えばCometLake対応のマザーボードをkakaku.comで順番に順番に並べて、この条件に当てはまるものを追いかけると、

  • ASRock B460M Pro4
  • GIGABYTE H470M DS3H

などと、安いものでは意外と候補数が少なくなりますし、店頭で購入する場合はこの条件が満たされているかどうかをチェックするのが難しいですので。まあ、今回の場合はマザーボードに付属しているSATAの本数を考える必要がないことが楽な点ですね。無理にマザーボードのSATAを8本にしてインタフェースカードで2本追加、を考えると値段が大変なことになります。

 

OS用のHDDはNAS用がいいのですが…

構想時に少しだけ迷っている点。一応NAS用で4TBx2のRAID1の予定なのですが、どうせRAID1にすることと、NASストレージ部分が保証期間2年ものでくみ上げることを考えると「NAS用じゃなくてもよくね?」という思いが少し出てきています。値段差が2倍位するのでちょっと気がかりな点になっています。なお、容量の関係でM.2 SSDをOS用に、というのは考えていません。こちらを使えればケースの制限がさらに楽になるのですが…。

 

ケースもNote804にこだわる必要がないかも

今回考える余地がある点その2。HDDを8台(+OS用2台)もつかうので、3.5inchに入れたいな~と考えていたのですが、ショップでケースを軽く見回ってきたときに思ったことが、「NASストレージのHDDは3.5inchベイに入れればいいけれども、OS用については5inchベイ部分にマウンタをかませてあげれば3.5inch x10のケースでなくても3.5inch x8 + 5inch x 2のケースで安いものがあれば問題ないのでは?」ということです。こちらの方がケースサイズは大きくなりますが、その分配線の取り回しがしやすくなったり、マザーボードにATXサイズのものが使えるようになるということで選択肢が増えるのが利点です。これを踏まえるならケースの候補は

  • ANTEC P9 Window
  • Fractal Design Define R5
  • Fractal Design Node 804

あたりまで増やすことができます。ちなみに上の2つは先ほど言った「3.5inch x8 + 5inch x 2」タイプのケースです。こちらの2つはNote804より2,000円前後は安いのですが、マウンタを必要とするためその分を追加すると値段的にはあまり変わらなかったりします。しかも上の2つは見回ってきたショップにおいてあったので通販で買わなくてもいいのが楽なところです。

 

電源は普通に用意することとして、ケーブル類が大変

まあ、電源は一応600Wレベルのものがあれば問題ないでしょう。最後はケーブル類です。特にHDD用の電源ケーブルは100%不足することがわかっているので分岐ケーブルを購入することになります。二股分岐のものx4が最低ラインで、電源側のSATAコネクタが6個より少ないとさらに必要という大変なものになります。さらに言うならSATAのケーブルもかなり必要です。70cmレベルのものx8くらいいるので、これらだけで10,000円くらいします。これが意外と見逃しやすい出費となります。どうにか現行NASサーバから奪ってこれないか?と考えていますが…。余っているケーブルの本数なども確認しないとだめですね。

 

さて、これらをどう組み合わせるのか?

ちなみにこの記事を書いている段階ではまだ購入はしていませんので、ショップを見回りながらもう少し詰めて購入していきます。すべて購入したらまた記事にしたいと思います。

 

Fedora32をインストールしてみた

今回のFedoraは公開されてからあまり時間をおかずにインストールしています。一応今のところは不具合などはありませんが、それでも変更点は何個もあったのでそれを紹介していきたいと思います。

 

パーティションはほぼデフォルトで

Fedora30のときにはext4で…と書いていましたが、今回はほぼデフォルトに任せてパーティションを設定させました。そうすると、boot系のパーティションを除きLVMで作成され、しかもデータパーティションの形式はxfsになっていました。xfsが標準となりつつあるのでしょうか…?

 

ファイアウォールの設定に少し戸惑った

ファイアウォールの設定は以前からfirewall-cmdを通す形式だったのですが、バックグラウンドがiptablesからnftablesに変わったからかよくわかりませんが、デフォルトで適用されるゾーンの名前がpublicからFedoraServerになったようです。このため、以前は–zone=publicを指定して設定していたポート開放処理ですが、Fedora32では—zone=FedoraServerを指定しないと正しいポート開放にならなくなっているようです。このあたりはfirewall-cmdでリストを出せばわかるのですが、一発では気がつかない現象でした。

 

cronが標準でいなくなった?

はじめにこれを感じたのはcrontabのコマンドがなくなったことでした。crontabのファイル自体は存在していますが、コマンドからのファイル編集がなくなっているので…と思いちょっと見てみると、cron自体が入っていなくなったのですね…。

じゃあcronの代わりは?というとsystemctlのtimerを使って定期的にジョブを動かす、という仕掛けになっているようです。つまり、自分でtimer(+service)の設定ファイルを作成し、systemctlで有効にする、という手順をとらないと以前にcronでやっていた「定期的にスクリプトを動作させる」ということが標準でできないようです。この差はちょっと大きいですね。しかも、SELinuxを有効にしたままだとスクリプトファイルの権限に関する問題(ファイルの実行フラグではなくSELinuxに基づく実行許可問題)が現れてしまい、auditの設定やらsemanageやらなんか面倒なことをする必要が増えたな~という感想です。セキュリティは強化されているのですが。

 

どうせ「StayHome」なので、こういうときにこそ更新作業をしよう

長期の休みなので、家でしかできないことシリーズとしては、こういうOSの更新作業なんていうものは典型的なものだと思いますので、皆さんも思い出した段階でやっておきましょう。

メインサーバにFolding@homeを導入して新型コロナウィルスなどの解析に協力してみた

さすがに新型コロナウィルスの影響がしゃれになっていない状態になってきています。自分の身にも転職や請負の仕事などで降りかかっていますし…。ということでちょっとある動画でやっていた、いわゆる余っているPCの能力を組み合わせていろいろなものを調べる系(分散コンピューティング)のプロジェクト、今回は特に新型コロナウィルスなどの構造解析をやっているFolding@homeを導入してみたいと思います。

 

今回はLinux版(Redhat系)でやってみる

メインマシンに入れるとファンの音の問題や消費電力の問題も大きそうですので、サーバー機に入れてやってみようと思います。さすがに世界的なプロジェクトだけあってWin版以外にもmac版、Linux版(Debian系、Redhat系)などがありますので自分に適したものを導入すればOKです。手順としてはこんな感じ。

 

1. ホームページ(https://foldingathome.org/)から上のメニューより「Start folding」をクリックする

2.ダウンロードページの中程にある「alternative downloads」のリンクをクリックする

3.各OSにインストールするときのインストールプログラムおよびパッケージへのリンクがあるので必要なファイルをダウンロードする

このとき、GUIからの監視や設定プログラムがなくてもよい場合はfahclientのみでOK。監視プログラムを入れる場合は特に別PCから監視する場合はいくつかのポートを開いたりするなどファイアウォールの処理が必要になるので注意。

4.root権限を使ってパッケージをインストールする。

DNFが使えるFedora系ならば(3/29現在だと)

$ sudo dnf install fahclient-7.5.1-1.x86_64.rpm

でOKです。openssl系のパッケージが必要になるのでそこだけ注意。

5.インストールが完了すると勝手に動作を開始するので一度停止させる

いくつか設定をちゃんとする必要があるので動作を停止させましょう。本当をいうならreloadができるはずなので止めなくてもよいかもしれませんが、初期設定の場合は一度完全に止めた方が確実でしょう。

$ sudo /etc/init.d/FAHClient stop

6. 必要な設定を作成する

初期設定だけならFAHClientからファイルを作ることができますのでそれを使いましょう。

$ sudo FAHClient --configure
User name [Anonymous]:(自分を示すユーザ名を入力する。空欄ならAnonymous)
Team number [0]:(参加したいチームの番号を入力する)
Passkey:(パスキーを入力する)
Enable SMP [true]: (複数CPUへの分散を行うときはtrueを指定する)
Enable GPU [true]: (GPU[OpenCLやCUDA]を使用するときはtrueを指定する。認識されていなければ動作しない)
Name of configuration file [config.xml]:(空欄でOK)

7. /etc/fahclient/config.xmlを編集してCPU使用率に関する指定をする。

エディタで設定ファイルを開いてもう少し細かく設定します。特にCPUやGPUの使用率に関してもっと使ってほしい場合にはこの設定項目を変更します。

 <power v='light'/> (ここをmediamやfullにすると使用率が上がる)

8. サービスを再起動する

$ sudo /etc/init.d/FAHClient start

 

実行に必要になるものは勝手にダウンロードされるので後は放置でOK

解析させたいタンパク質のデータもそうですが、対象のPCにあう解析プログラムがダウンロードされるので、それが実行されるまでしばらくかかるようです。実行されるとCPU使用率が大幅に上がるはずです。なお、実行で使われるデータ、プログラムおよびログは/var/lib/fahclient以下にありますので解析ログを見てみたい人は直接見てみるとよいと思います。そんなにこまめに見るものでもないと思いますが。

 

昔はSETI@homeがあったな…

こちらは「宇宙から来た電波などを解析して宇宙人の痕跡を探す」でしたが、すでに終了しています。こういう分散コンピューティングの先駆けともなっているものを知っているのでこういうときに協力してみようという気になるわけですね・・・。

 

RAID6を使った48TBファイルサーバを構築するなら何が必要?

1年契約をしていた非常勤の仕事が契約満了となり、さらには予定していた請負の仕事は全く入ってこないというフリーランスにありがちなまともな収入がないやばい状態となっています。4月からマジでどうしようか…

それはとりあえず置いておいて、久しぶりのまともな記事として、前にちょっとだけ考えていたファイルサーバの件ですが、もし組み立てたらどんなパーツがいるのか、どんなOSがいるのかを考えてみたいと思います。どうせなら組み立ての過程をYouTubeなどで公開できれば面白いのですが、いろいろと機材やらソフトやらを用意する…前にまず組み立て対象のファイルサーバにどれくらいかかるのか?を考えるのが先ですので。

 

とりあえず構成を考えてみる

今回の目的は「48TBのファイルサーバ」ですので、問題になるのは

  • ストレージの構成をどうするか
  • ストレージを接続するインターフェイスをどうするか
  • ケースをどうするか

が主になります。CPUやマザーボード、メモリについては3万円台のPCレベルのものでも問題ないと思います。一応気になっているのはRAID6のパフォーマンスがCPUやメモリによってどの程度変わるのか?ということですが、YouTubeでその手の組み立てをしているほかの動画を見ている限りは「よほど悪いCPUを使わない限り+ファイルサーバ以外の用途でCPUを使うのでなければ問題はない」というところだと思います。まあ、10GbEを持ってきたとしてもこれはあまり変わらないかな~というところです。

 

一応ストレージの想定としてはOS用に4TB HDDx2でRAID1、ファイルサーバ領域として8TB HDDx8でRAID6(RAID Z2)」となっています。ファイルサーバ領域をRAIDで保護しているのにOS領域をRAIDで保護しないのは運用上どうなのか?と思い始めたいましたので、次の構成はこれが予定です。

そしてストレージを接続するインターフェイスについて。今回の構成予定だとSATA端子が10個はほしいのですが、通常SATAの端子はよほど高級なマザーボードでもない限り10個なんてあるわけないのでそれを拡張するためにSATAのインターフェイスカードをつける必要があります。

最後にケースについて。そもそも家庭用に使うPCで3.5inchのHDDが10個もつけられるケースというのがまずありません。一応kakaku.comで調べてみたのですが、5万円以下までではたった1つしか見つかりませんでした。こうなってくるとさすがに本当のブレードサーバで使えるものを探すしかなくなってくるのでそれはさすがに範囲外ということにして、今回はこの条件で考えてみたいと思います。

おまけとしてこのレベルのファイルサーバであれば10GbEのカードもつけたサーバの方がよいかもしれません。私が今現在使っている32TBのファイルサーバですら家庭用というには大分すごい状態なのに、上記の構成だと家庭用の領域を超えているのでは?と思えなくもないですよね。

 

実際どんなパーツが必要?

ということで、今回は「CPU、マザーボード、メモリを抜いて」「20万円以内で」を目標に考えてみたいと思います。

ストレージ

4TB HDDの方は適当にNAS用のHDDでもつけておけばよいでしょう。例えばこんな感じ。

Seagate IronWolf 3.5″ 4TB 内蔵ハードディスク HDD 3年保証 6Gb/s 64MB 5900rpm 24時間稼動 PC NAS向け ST4000VN008

ちなみにSeagateにしているのは信者とかではなく次の8TB HDDの影響です。この記事を書いている段階では13,700円ほど。

 

問題は8TBの方です。「20万円以内で」の条件の関係で、こちらにNAS HDDを使うと値段が跳ね上がってしまうのが最大の問題点。ちなみにこの記事を書いている段階では8TBを超えると常時使用のHDDのタイプしか残らず、費用がかなり高くついてしまうので8TBx8の構成にする、という理由もあります。値段重視にするとNASを構築しようとしているにNAS HDDが使えないんですよね…。この条件に最も適しているストレージがおそらくこれ。

Seagate BarraCuda 3.5″ 8TB 内蔵ハードディスク HDD 2年保証 6Gb/s 256MB 5400rpm 正規代理店品 ST8000DM004

これならば1台あたり14,500円ほどとOS用のHDDとまとめて10台買ったとしてもなんとか16万円で収まるため、残りのものを買っても目標金額内で購入できます。ちなみに上にも書きましたが、GB単価が一番安いのがこの付近で、10TB以上になると台数は少なくできるのですが値段が跳ね上がってしまいますし、NAS用だと8台も買うとそれだけで20万円を突破してしまうのでNAS用ではないことを考えてもこの選択となります。まあ、家に置く用であれば必要なときだけ電源を入れて不必要なら消す、壊れる可能性についてはRAID6(RAID Z2)に保障してもらうというところですね。

 

ストレージインターフェイス

マザーボードに何個SATA端子がついているかにもよりますが、とりあえずはこのくらいでしょうかね。

玄人志向 キワモノシリーズ SATA3 10ポート増設インターフェースボード SATA3I10-PCIE

画像がないのはAmazon経由だと引き出せなかったからです。1つのカードに複数のポートがついていると負荷がかかった場合に速度が遅くなるという問題はありますが、今回はインターフェイスの数を優先して考えてみました。こちらにストレージの8台をつないで、マザーボード側にOS用のHDDをつないでRAID1構成とすれば問題ないと思います。値段も7,000円くらいとほどほど。

 

PCケース

Fractal Design Node 804 black MicroATX PCケース 日本正規代理店品 CS4710 FD-CA-NODE-804-BL-W

HDD10台のケースというのがまともにないのが問題点。そんなPCを作る人がほとんどいないから当たり前か…。これなら13,000円レベルで3.5inchを10台搭載可能らしいのでこれくらいしか選択肢はありません。ちなみに大半のドライブは吊り下げ方式になるとのこと。一応今現在使っているファイルサーバの一代前にNode304というこれの小さいやつを使っていたのでどういうことかはわかっているのでまあ問題ないかな、と思います。なお、ケースの制約によりマザーボードはMicroATX以下のサイズでなければならないようです。MicroATX以下のサイズでSATAが10個もついているマザーボードなんぞ見たことがないような気が…。

 

資金を集めて組み立てないと…

とりあえず今年の目標になるかな、というところです。定職に就くなり大きいプロジェクトに参加するなり細かく仕事を請け負うなり、株なり為替なり宝くじなりで夢をつかむなり、という感じで資金を集めて…というところですね。コロナの影響で経済の状態がおかしい上に貿易も…となってくると値段の変動が心配にはなりますが、そこはそれ、ですね。

 

OSはどうするのか?

Unix系を使うのは確定なのですが、問題はRAID6の方。上にも書いてあるのですが、書き込みの保障のためにZFSを使ったRAID Z2で組みたいかな、とは思っているのですが、そうするといつも使っているCentOS系だとライセンスの問題などでZFSの構築がかなり面倒になったり、更新が行われるとそのたびに領域が見えなくなる、といった問題が発生しそうな気がしていて…。zfsの更新がちゃんとできるようにしてCentOSを使うか、逆にFreeBSD系を使ってみるのか、いろいろと選択肢はありそうですね。

 

FPSゲームがそれなりにできる本体が小型のPCって…

二連続でPC本体に関する話題です。ちょっととあるところからPCが遅すぎて困るのでなんとかならないか?という話を受けましていろいろと調べてみた結果を自分の考察とともに書きたいと思います。まあ、結論が悲しいですが…。

 

FPSゲームをやりたいけれどもPCが…

特にゲーム機(SwitchやらPS4やら)で展開しているFPSゲームの場合、PCを持っている場合PCでもできるようにならないか?と考えるのはまああることなのでしょう。ただ、PCに詳しい人ならばすぐにわかりますがFPSゲームはよほどのことがない限りグラフィック性能を大幅に要求するので古いPCやGPUがない場合まともに動かないです。しかも購入当時にホビーでの利用や事務利用を目的としている場合はグラフィック性能なんていうものはどうでもいいことが多いのでさらに悲惨です。ちなみに、10年~6年位前のPCだとちょうどIntelのCore iシリーズが大幅にシェアをとっていた上CPUにグラフィック処理が内蔵されてしかも最低限の3Dも動かせるようになっていたため高価格帯や性能特化でもない限り大半のメーカー製PCではGPUを別に導入してもコストが高くなりかつほとんど使われないので省かれる対象となっていたわけですね。というわけでまともに動かない、という結論に至ります。まあ、そこまで古いとHDDなんかは耐用年数の問題もあるので機械的に更新の時期でもあります。

 

とある条件を加えるとFPSができるPCが大幅に限定される

というわけでどういうものがあるか調べてほしい、という依頼を受けまして調べてみたのですが、その条件がこれ。

  • 1年間の間にPCを数回動かすこと、また常時置いておく場所にスペースがほとんどないので(ノートPCである必要はないが)PC本体のサイズは小さく持ち運びがしやすいこと。(この「持ち運びがしやすい」はLANやキーボード等が無線化されているなどケーブル類がほとんどないことも含む)
  • メインとなるモニタにはある程度のサイズがあること(20inch以上)
  • FPSゲーム(指定されたのはFortnite)がそれなりの速度で動かせること
  • 自作のようにサポートが個人に依存する・複数メーカーに渡るような状態は不可。(つまりメーカー製)
  • 予算は10万円~15万円を目安。ただしMicrosoftOfficeを含むこと

 

実は「小型PCのように動かしやすい」と「FPSゲームが動かせるGPUがある」は条件として相反に近い状態

理由は単純でFPSゲームが動かせるレベルのGPUは性能故に消費電力が大きく、発熱がかなりあるため小型化がしづらいということがあります。そして「持ち運びのため、ケーブル類がほとんどない」の条件に当てはまるのはこの場合ノートPCやモニタ一体型PCといった発熱をかなり気にするPCばかり、ということになってしまうからです。

そうでなくてもメーカー製PCでグラフィック性能がある程度あるGPUを積んでいるものはミドルタワー以上となり、設置場所の関係でミニタワーレベルすら使えないという条件が厳しいのでグラフィックカードは別積みしづらく、ノートPCもメインとなるモニタのサイズを求めると別モニタを買わざるを得なくなり上記の条件を満たしづらくなる、というものだったりします。

ちなみに自作が許されるのであればモニタの後ろにVESAマウンタで本体を止められる位の小型PCで組み立てて、PC本体にGPUを追加でくっつける、という手法が使えないか、とも考えましたが…。まあちょっと厳しいですか。そこまで小型のものだとほとんどのものはグラフィックカードを載せるスロットがないですからね。

 

そうなるとモニタ一体型PCに活路を求めるしかないのでは…

こんな条件に当てはまるのはモニタ一体型PC位しかない、という結論になってしまうわけです。ちなみに別のサイトでモニタ一体型PC全体についての考察として書かれていたこととして要約すると「モニタ一体型PCはデスクトップPCの悪いところとノートPCの悪いところを併せ持つようなもので、せいぜい家のリビングにおいて置くようなPCくらいの用途になるだろう」だったのですが、今回の条件からモニタ一体型PCから探すしかないのでは?というところでした。

 

FPSゲームを動かせるレベルのGPUを積んでいるものはあるのか?

最終問題はこれ。当たり前ですがIntelのUHDGraphics630(CPU内蔵グラフィクス)ではかなり性能が不足します。それを考慮に入れると、性能が低い方から

  • AMDのRyzenに内蔵されているGPUを利用する
  • AMD/NVIDIAのモバイル向けGPUが搭載されているものを利用する
  • AMD/NVIDIAのデスクトップ向けGPUが搭載されているものを利用する

となります。一応ベンチマークサイトなどを見る限りではRyzen内蔵GPUだとIntelよりはかなりましですがそれでもかなりきついのでできれば専用GPUがほしいところです。ちなみにこの時点で日本国内の大手メーカーのモニタ一体型PCはすべてアウト。そうなるとDellかHPか…というところになります。なお、ノートPCでもこの価格帯で専用GPUがあるものは数が少ないです。まあ、この価格帯でノートPCにグラフィック性能を求める人がどれだけいるか怪しいですからね。

ちなみに、簡単に検索するとこのあたりになります。

Dell デスクトップパソコン Inspiron 5490 Core i7 ブラック 20Q32/Win10/23.8FHD/8GB/512GB SSD+1TB HDD/MX110

ASUS 液晶一体型 デスクトップPC ZenAiO【日本正規代理店品】超狭額ベゼル/23.8型/1TB+128GB/GTX1050/第8世代Core i5/8GB/ZN242GDK-BA050T

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自作とは違うマニアックさが求められるPC考察でした

あとFPSゲームに関してですが、PCに詳しくない人の場合はPCの性能について知らずにFPSゲームをプレイする場合があり、そもそもロードすらまともにできず固まって動かない、なんてことがよくあるように思われます。このあたり、ゲームを始めるときに「PCにゲームを動かせるだけの力がないよ」みたいな警告を出す機能があればいいのかも、と思いました。