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4年ぶりにスマートフォンを機種変更してみた(Xperia 5 Ⅲ) 使用感について その2

というわけで前回に引き続きXperia5 Ⅲの使用感についてまた書いてみたいと思います。といっても、私の場合は「ただの持ち運び型待ち受け専用携帯」の域をほとんど超えない使い方しかしていないのである意味特殊な感想になります。ある程度高性能なスマホを買っているのはWindowsゲームのエミュレータとかいろいろと試してみたいことがあるからなのですが、今回の感想では対象外です。誤解しないように書いておくと、Xpeira5 Ⅲは「スマホとしての完成度や性能は高い」とは言えるし、購入して十分に満足できるとは思います。が、細かい点で気になったのでそれを書いていく、と言う記事になります。解決法などがあればコメントを書いてくれるとうれしいです。

 

バッテリ持ちは…やはり使い方次第

いろいろなページで「バッテリ持ちが悪い」とか「2日程度のバッテリ」とか書かれますが、それって通学や通勤の最中にYoutubeの動画などを見るから、ですかね。待ち受け専用のようにほとんどの時間で鞄に入れっぱなしにしてたまに通知を見るくらいならば10日は頑張れば持ちます。カタログ上の静止時連続待ち受け時間は330時間なのでそんなものでしょうかね。まあ、前のスマホから電池容量が1.7倍くらいになったのに待ち受け時間が余り変わっていないのはSoCの使用電力量が増えたのか5Gの待ち受けで電力消費が上がったからか、まあその辺でしょうかね。

もちろん、これは「ほとんどスマホを触らない」以外にも「3GやGSMを利用しない設定にする」とか「バックグラウンドで動くアプリを極力削除する」と言った細かい作業が必要になってきますので、そのあたりは別のページを参照すると良いかもしれません。

 

Android12になってVPNの設定が…

前のスマホは家のルータにL2TPで接続できるようにVPNの設定をしていたのですが、Android12ではL2TPで接続する設定を作ることができなくなっている、と言う話がいろいろな場所に書いてありました。これ、私は知らなかったので買った直後にAndroidのバージョンを上げたためにVPNでの接続設定が作れなくなっちゃいました。購入直後のAndroid11なら作れたのですが、Android12ではVPNはセキュリティの強化のためか、IKEv2/IPSec系の設定しかないので、接続するVPNサーバにこれを受け入れられる設定を書かないとだめなのですが、ルータでこの設定ができるのかどうかが不明なのですよね。RTX系のルータでこれができるのか、情報があれば教えてください。手動設定をうまくすればできるような気はするのですが…。

 

QRコードリーダのアプリは別に用意した方が良い

Xperia系に付属しているカメラアプリは基本的に写真撮影用なので仕方がないと言えば仕方がないのですが、QRコードを読み取ってもWebページならまだしもメールを開いたりなど別のアプリと連動する系のQRコードには形式不明となり別のアプリへの連携ができないというちょっと残念な状態になっていますので、別のQRコードを読み取るアプリを入れた方がいいです。まあ、古いスマホで使っていたQRコードを読み取るアプリは今のバーションに対応していなかったので使いやすいものか、GoogleLensでどうにかするかは考え物になっています。

 

ホームUIも使いやすい物を入れる方が良い

個人的な都合で付属しているホームUIを無理矢理使っているのですが、やはりキャリアから提供されるホームUIはちょっと使いづらいな、と言うのが感想です。前のXperiaにはXperia専用のホームUIがあり、そちらはある程度使いやすかったのですがどうやらなくなってしまったようですね…。POBoxといい、そういう「個人的には使いやすかったXperia専用のアプリ」がなくなるのはちょっと悲しいです。

 

Bluetoothキーボード問題は解決せず…

前の記事でも書きましたが、一部の英語Bluetoothキーボードで「10キーのみのキーボードと勘違いされる」or「NumLockされたままと誤認識される」らしく、ほとんどのキーが押しても反応せず、ノートPCなどでNumLock時に数字入力になるキーは10キー扱いで入力できるという悲しい状態になることがあるようです。機種固有なのかAndroid全般の問題かが切り分けがつかないのですが、こちらについても解決法があれば教えてください。

 

と言う感想の記事でした。はい。

4年ぶりにスマートフォンを機種変更してみた(Xperia 5 Ⅲ) 初期の使用の感想

記事を書くのも久しぶりなのですが、書く内容があまりなかったので仕方がないですね。とりあえずblogに書ける内容ができたので書いてみます。実は未だに解決していない問題があるのですが、誰か解決法を知っている人がいないかな~と言う意味も含めて書いています。

 

機種変更の理由は「バッテリの持ちが悪くなってきたから」

ゲームをするわけでもなく動画を毎日スマートフォンで見るわけでもなく、どうせ電話機能くらいしか使わないので変える理由がほとんどなかったため放置してきたのですが、4年間も使うとさすがにバッテリの持ちが怪しくなってきたので(今の情勢から考えて端末代の値上がりの可能性もすこしだけ考えて)このあたりで一度新しいスマートフォンに変えようか、ということでXperiaからXperiaへの機種変更を行うことにしました。どうせ電話機能しか使わないのでiPhoneSEでもいいと言えばいいのですが、カメラ機能だけは使う機会がそれなりにあり、またプロセッサはある程度力がある物がほしかったのでこの選択でした。さすがにフラグシップモデルはコストパフォーマンスが悪すぎて選ばなかったです。

ちなみに、「バッテリの持ちが悪い」と書いていますが、電話機能くらいしかまともに使わない私の場合はなんと旧のスマートフォンでさえ5日に1回満充電にするという使い方で済んでいるのが怖いところでした。でも以前は1週間に1回だったんですよね…。まだ変えてからそれほどたっていないのでこれがどうなるのか確認できたらもう一度記事を書いてみたいと思います。

 

移行作業はPCよりは早いが、電子マネー系が面倒

移行作業するときに気をつけないといけないのが次の点でしょうか。

  • Googleアカウントを作り直すか同じ物を使うか考える必要がある。新しいアカウントを作成すると旧のスマートフォンで何のアプリを使っていたかが分からなくなる(GooglePlayで調べられない)。機種が新しくなるとアカウントを作っていたのでちょっと考えたので。
  • 電話帳やメールと言ったメモリにあるデータや、保存してある写真などのメディアもしっかりとコピーしないといけない
  • 電子マネーやポイントカードなどお金に関わるものを旧のスマートフォンから持ち越さないと電子マネーやポイントが消えてしまう
  • LINEなどのSNSについてもアカウントだけではなくメッセージも持ち越さないと困ることになるかも
  • 端末に紐付いていた認証系の情報(銀行やGoogle、Microsoftの二段階認証用のアプリなど)で使っている物は移行させる必要がある
  • UIが大分変わるのでホームアプリなどを設定して使い慣れたものに変更するか新しいアプリで慣れていくかを決めて環境を整えていく必要がある

電話帳やメールだけなら機種変更する場合は移行用のアプリを使うとかGoogleアカウント側に一部設定を待避させて移行後に戻すと言う作業でどうにかなるのですが、お金が関わる物は基本的に何らかのアカウント登録がされているのでパスワードを思い出したり、パスワードを再設定したりと意外と大変でした。基本的に4年前に導入したアプリのパスワードなんて紙にでも書いていない限り忘れるんですよね…。ちなみにこれがあるので旧のスマートフォンはしばらくWiFiのみでも使える状態にして手元にもっておいたほうが良いと思います。私もしばらくそのままの環境で保持した後1ヶ月くらいたって移行で忘れている物がなければ端末リセットしてフルセグ用スマートフォンとして持っておく予定です。

 

移行手順は…

他のサイトなどでも書いてあると思いますが、基本的にはつぎのようになるかと思います。

  1. 端末を購入する。(ショップで購入した場合は端末番号や通信先、キャリアメールの設定は最小限行われるが、オンラインショップでの購入はそれも手順を見ながら行う必要がある)なお、ショップで購入したときは購入後すぐに電話帳などを移行するとよい。専用の機械があるため。
  2. 端末のセキュリティを設定する。特に生体認証系は即座に設定しないとログインが面倒なことと、アプリでロックがかかることを前提に登録する物があるためこれは必須。
  3. (必要であれば)端末にWi-Fiなどモバイル通信以外の通信を設定して通信料を節約できるようにする。
  4. 端末に入っているキャリア系のアプリを一度アップデートする。不必要なものは削除する。
  5. 端末に入っているキャリア系のうち、アカウントに関する物は一度設定してしまう。
  6. Androidのバージョンアップやセキュリティパッチ系のアップデートを完全に行う。
  7. Googleアカウントを関連付けてアプリを入れられるようにする。
  8. GooglePlayの情報を見ながら旧のスマートフォンで入っていたアプリのうち必要な物を導入する。Androidのバージョンの関係で使えなくなるものは似たような機能をもつアプリを探して導入する。(実際にファイル管理やセキュリティアプリ、QRコード読み取りについて検討した)
  9. 各種アプリの設定やアカウントなどを移行させていく。電子マネー系やSNSのアカウント、二段階認証用アプリは早めに移行すること。
  10. 外部機器との接続を一度行い設定する。Bluetoothで接続する機器は一度接続して動きを見ること。音楽再生用アプリを導入してBluetoothで接続する場合は再接続時の設定が誤っているために勝手に音楽が再生されると言った現象も発生するので注意。
  11. UI系の設定を整える。アプリアイコンを起動しやすい用に配置したり、各種ウィジェットを調整するなど。

Windowsを再セットアップするときよりは多少まし?なのでしょうか。特に同じGoogleアカウントを使うのであればアプリのインストール履歴はGooglePlay経由で持ち越せるので必要なアプリだけ選択する、と言う操作が非常にやりやすいです。アカウントの連携設定が面倒なのは仕方がないことですね。

 

さすがに三眼カメラはきれいなのですが、画素数が少し不満

ここまで機種に関する感想が一つもなかったのでこれは書いておきます。今の性能になるとメモリ不足で遅くなるといった面も見られず、画面の解像度が低くて、と言う問題はまず起こらないので大分進化したな、と感心しています。機種の大きさについては実は機種変更する前より小さくなっているので評価対象ではありません。

で、気になった点のカメラでしょうか。三眼カメラになり光学ズームが使えるようになったのでその意味では非常にありがたいです。特にカメラ風にスマートフォンを構えるとアプリがデジカメ風で動くので安いデジカメなら全くいらない時代になったんだな、と考えます。フラッシュはどうしようもないですが…。

そして画素数の不満点です。Xperia 5 Ⅲの外側カメラの画素数は12MPで、大体のスマートフォンでカメラの画素数の基準となっているレベルなのですが、カメラにこだわるのであればもう少しほしいかな、と思います。また、12MPになるのはアスペクト比が4:3の場合だけで、それ以外に変えると大分下がってしまうのが悲しいところ。特に16:9にすると9MPになってしまうのでちょっと悲しいです。デジタルでやりとりする分にはディスプレイは大分横長なのでそれに合わせて撮影したいのですが、そうすると画素数をさげて撮影せざるを得ないので微妙と感じています。まあ、4:3で撮影後にトリミングでもすれば良いだけかもしれませんし、今のスマートフォンの画面の解像度から見ても1.5~2倍の細かさがあるのでまだ間に合っているとは言える上に、これ以上大きいとSNSで送信するときにデータ量が多くなりすぎてまずいのかもしれません。

 

最後にちょっとした問題…なぜかBluetoothキーボードを認識させるとテンキーだけ使える状態で認識される

というわけで、この記事を見て解決法や何かの情報を知っている人がいるならコメントに書いてほしい話題です。せっかく機種変更したので小さめの英語配列のBluetoothキーボードを買いましてそちらで文を書けるようにしようかと思ったのですが、認識させてみるとあら不思議。a,s,d,fなどは認識せず、jが1に、kが2に、…という英語キーボードとしては使い物にならない状態で認識されました。はじめはキーボードが壊れているかと思って旧のスマートフォンにつないでみたり、自分が持っている別のBluetoothキーボードをつないでみたりしたのですがそれらは正常に動いたので、新しく買ったBluetoothキーボードとこのAndroid端末の組み合わせで起こってしまった症状のようです。他のキーなどの状態を見る限りは今のところはおそらくですが「英語キーボードだがNumlockが入った状態orテンキーのキーボードと誤認識されている。Numlockを解除するか正しく英語キーボードと認識できれば解消できる」という読みです。しかしキーボード種別を英語キーボードに変えても直らず、Numlockされている状態だとするとこの事例は検索しても例があまり出てこないので困っています。キーマップなどで強制認識とかできるのでしょうかね…。

 

 

Zenfone3のバッテリ持ちをさらに調べてみた

前の記事にも書きましたが使い始めてすぐというのは設定側もセルスタンバイやバックグラウンド動作に関してちゃんと設定されていないことも多かったりしますしアプリ側も設定や電池持ちに対して最適化されていないので当てにならないこともそれなりにあります。なのでしばらくたって安定した動作になった状態での所感を書いていきます。

 

ずっと待機させておくだけなら頑張れば2週間持つ?

もちろん、前回書いたようにDSDSの状態は維持しつつも無駄な通信を極力カットしてLINEとメールの待機しか行っていない状態かつほぼ端末を使わずに画面すらほとんど点灯させないという状態が維持できれば、というほとんどの人にとって参考にならない状態でのチェックだったりします。完全に充電してから3日ほど経過した状態で電池の減り具合を見てみるとこうなりました。

このグラフから推測すれば頑張れば14日(=336時間)くらいなら待機させ続けることは可能である、といえると思います。カタログスペックにおけるセルスタンバイの時間から見ればそれなりの時間かな、というところです。というか個人的には2週間持つのであれば文句は全くありません。が…

 

端末を「使う」ともちろん電池の減りは早くなるので

今回WiFiによる通信もなく電話もなくさらにはアプリすら使わないというスマートフォンにあるまじき、というかそれってどこの高齢者が持っているスマホですか?といわんばかりの使用方法での電池持ちのチェックになってしまいました。私の使い方の場合DSDSでドコモメールが使える+格安SIMにより4Gでスマホから通信ができる、の条件だけなので待機の条件としてはこうなってしまうところであります。まあ実際に4G通信を頻繁に使いながらアプリを使う、なんていうことをやってみてどのくらい?ということが普通の人から見ると宝の持ち腐れに見えるかもしれません。個人的にはポケモンGOをやってみて電池持ちを計る+モバイルバッテリの使い勝手をみる、をやりたいのですがそもそもポケモン自体をほとんど知らないのでゲームとして楽しむとか考えていないのですよね…。関連アプリの制作などが依頼されるとかでもない限りはやる気はほぼありませんし…。

Zenfone3のバッテリ持ちは悪くはないのでは?

あくまで私の場合ですが。スマホをZenfone3に変えてからいろいろな記事を書いてきましたがこの話題がとりあえずの最後です。バッテリ持ちに関してはスマホの使い方に依存するので人によって一日持たなかったりそれなりの期間持ったりと様々なのであくまで参考程度にしてください。また今回のチェックは購入後一度目の完全充電からのチェックになっていますので今後結果が変わる可能性もありますし、途中で電力に関する設定を微妙に変えたりしていますのでそれで電池持ちがよくなっている可能性はあります。

 

今回の計測条件

普通にスマホとして使える状態でスタンバイしている、というものです。具体的には

  • セルスタンバイはデータ通信用SIM、通話用SIMの両方に対して有効にする。(DSDS)
  • 電力設定は「省電力」を選択。
  • モバイルデータ通信は常時ON、短時間にWiFiによるデータ転送あり。通話は数分あり。
  • バックグラウンドの通信は基本的にLINEおよびメールチェックが有効。
  • 基本的に画面はほぼつけずに待機状態。途中で合計して約2時間ほど操作した時間あり。(音楽再生含む)

というものです。スマホはとりあえず待機させておければOKかな、というところなので電車での移動時にスマホを操作して、というのはありません。そのため、たいていの人がスマホを使う、といって思いつくような使い方ではなくできる限り待機時間を延長させるような使い方にしています。普通の人が参考にするのであれば「普通にスマホを待機させておいた場合どのくらいバッテリが持つのか?」に対するものだと思います。また、完全に使い切るまでではなくバッテリ残量警告が行われる15%を目安とした計測となっています。15%以下になるとさらにバッテリを持たせるための設定に切り替わるようになっている人もいると思いますのでそれを考慮しています。

 

で、結果は?

こんな感じになりました。

今回の計測ではおよそ6日(144時間)で100%から13%まで低下した、という結果になりました。特に前半部でのバッテリの消費が大きく、これが設定によるものなのかバッテリ特性によるものなのかがちょっと判断がつかなくなってしまったのがまずかったですね。個人的には一週間は充電なしで完全待機ができればOKと考えていたのでもう少しチューニングすれば一週間持たせられると思われる結果が出て満足でした。

 

DSDSによる消費電力増は問題とはならないと考えて問題なさそう

通話用のSIMを外して計測をしないと確実なことはいえないですがDSDSにより消費する電力よりもモバイルデータ通信によりバックグラウンドで消費する電力の方が問題になるようです。別のblog記事でDSDSにしていてもバッテリ持ちはほとんど変わらない、とありましたが私の場合もモバイルデータ通信を停止させた上で完全に充電した状態から数%消費するまでの時間を見る限りでは大丈夫のようです。そのときの減り方だとカタログスペックに書いてあった純粋な待ち受け時間とそれほど変わらないという体感でしたので。つまりセルスタンバイのみに電力を使えるなら(DSDSでも)400時間持たせることは不可能ではない可能性あり、と…。

 

(充電電池を持たせるために)充電回数を少なくするには?

ちょっと話題が飛びますが…。このバッテリ持ちを計測しているのは充電回数をできる限り減らすためです。充電電池には充電を重ねるごとに特性が悪化していく、という特徴があるのでもし(バッテリ交換が不可能であり)長い間同じ端末を使用する場合にはできるだけ充電回数を下げる努力が必要になります。今回は一週間を目安にしていますが通常のリチウムイオン電池であればだいたい500回くらいが限度といわれていますので1、2日に一回だと2年持たない可能性があり危険ですが一週間持てばまあなんとかなるだろう、ということです。

もし2日持たないでバッテリを使い切るような使い方をしている場合はモバイルバッテリを携帯することでできるだけ端末の電池をほとんど使った(最低でも15%を切る)後で満充電まで充電をかけられるようにすることである程度緩和できると思われます。モバイルバッテリがないと15%を切るまで使うとその後で何かあったときに対応できないですし、人によっては精神衛生上よくないですからね。またこのモバイルバッテリにも端末との相性があるようで有志が開いていると思われるZenfone3のWikiではモバイルバッテリの組み合わせにより充電で流れる電流量が変化する、ということが書いてありますので値段容量比がよく高速充電に対応しているモデルがよいと思います。その中でも今回選択したのはこちら。

記事を書いた時点では10000mAhと大きい容量がありながら値段もだいぶ安く、かつZenfone3に充電する場合は高速充電が可能というモデルです。Zenfone3であればおそらく2回ほど満充電にすることができると思いますのでかなりよいのでは?と思います。またほかのモバイル機器にも充電できるように容量が大きいモデルを選ぶ、というのも手です。

 

こちらであれば13000mAhもあり、かつ充電用USBポートが二つあるのでモデルとしてはかなりいいと思います。なお、Zenfone3にQuickCharge3対応の充電器およびモバイルバッテリで充電しようとすると誤って高電圧で充電しようとすることがあるようで安全を重視するのであれば対応していないモデルを選ぶようにしましょう。

ちなみにモバイルバッテリの目安は使用する側もリチウムイオン電池の場合mAh換算でのバッテリ容量の二倍あれば対象の機器を一回充電できる、と考えてください。これは電子工学(物理学)でコンデンサに蓄えられるエネルギー量に関する定理から来ているものでよほど効率のいいバッテリでも50%を上回ることは難しいです。ものによっては50%を多少超えるものもあるかもしれませんが基本はこれですので。

 

これで一通り確認完了かな

初期設定からいろいろとやってきましたがこれで安定して使えるようになったはずです。DSDSの方も順調でキャリアと契約している3Gの回線で通話ができる上に格安SIM経由でモバイルデータ通信ができるので完璧、というところです。そうなるとキャリア側の方は契約を最低限にしても大丈夫のはずで来月(つまり年が明けてから)通信料を確認した後にパケットに関する契約を解除してしまおうと考えています。

Androidで再生できる動画フォーマットを調べてみた Zenfone3編

予告していたとおりZenfone3での記事の一つです。動画再生ではバッテリに負荷がかかることがわかっていたので電池持ちがどれくらいかを調べた後に充電状態でテストを行うことでバッテリの充電回数を少なくすることを目的としたためにこんなタイミングになりました。Nexus7(2013)の時とは調べる範囲が変わっているのでまた違った結果となっています。

 

動画再生の検証条件

手元にある動画で確認するために条件を微妙に限ってチェックしています。チェック条件は以下の通りです。

  • 動画コンテナ形式 : mp4 (共通)
  • ビデオライン圧縮形式 : H.264およびH.265
  • サウンドライン圧縮形式 : AAC 2ch 192kbps (共通)
  • プロファイル(H.264) : High4.2、 High5.1、 High10@4.2、 High10@5.1
  • プロファイル(H.265) : Main 8bit、 Main 10bit、 Main 12bit
  • 画像解像度 : 1280×720 (HD)、 1920×1080 (FullHD)、 2560×1440 (WQHD)
  • フレームレート : 23.976fps (24000/1001 fps)、 59.94fps (60000/1001 fps)

今回は映像側のみに注目したテストになっています。なお、ビデオリソースはAviUtlおよび拡張QSV出力/拡張x264出力/拡張x265出力を組み合わせてとある元動画を様々な形式で再エンコードを行いテストをしています。しかしテスト素材を作るためとはいえH.265のエンコードにかなりの時間がかかりました。私のPCではQSVでx265が出力できないのでソフトウェアエンコードになるのですがこれが時間がかかること…。

また、再生環境はハードウェア支援あり(付属のギャラリーにて再生)およびソフトウェア再生(MXPlayerを使用。コーデックもインストール済み)で再生できる/できないおよびコマ落ちがどのくらいかを目視で確認しています。ソフトウェア再生ではすべての形式で再生はできていますがあまりにコマ落ちがひどく再生に堪えない場合は再生できないとしていますので注意してください。また、2560×1440のチェックが一部抜けています。(リソースを作るための時間が…)

 

で、結果は?

下の表のような状態となりました。

圧縮形式(映像部) プロファイル フレームレート 解像度 再生状態(ハードウェア) 再生状態(ソフトウェア)
H.264 High 4.2およびHigh5.1 23.976fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK OK
2560×1440 OK OK
59.94fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK OK
2560×1440 OK OK
High10@4.2およびHigh10@5.1 23.976fps 1280×720  NG  OK
1920×1080  NG  OK 
2560×1440  NG  OK 
59.94fps  1280×720  NG  OK 
1920×1080  NG  Drop Frame (Level 1)
2560×1440  Not Checked Not Checked 
H.265 Main 8bit 23.976fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK OK
2560×1440 OK Drop Frame (Level 1)
59.94fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK Drop Frame (Level 1)
2560×1440 OK Drop Frame (Level 2)
Main 10bit 23.976fps 1280×720  NG  OK
1920×1080  NG  Drop Frame (Level 2)
2560×1440  NG  Drop Frame (Level 3) 
59.94fps  1280×720  NG  Drop Frame (Level 1)
1920×1080  NG  Drop Frame (Level 2)
2560×1440  Not Checked Not Checked 
Main 12bit 23.976fps 1280×720  NG  Drop Frame (Level 1)
1920×1080  NG  NG
2560×1440  NG  NG 
59.94fps  1280×720  NG  NG
1920×1080  NG  NG
2560×1440  Not Checked Not Checked 

NotCheckedとなっている部分が一部ありますがなんとなく結果は想定できると思います。この表より簡単に状態をまとめると

  • ハードウェア再生はH.264の8bitおよびH.265の8bitで利用可能。10bit以上となると利用できない。
  • ディスプレイの解像度(Zenfone3だと1920×1080)を超えていても再生が可能となる形式がある。
  • ハードウェア再生では高解像度(今回のテストではWQHD)でもコマ落ちすることなく再生可能。
  • ソフトウェア再生では特にH.265でビット数が高いものほどコマ落ちが発生しやすくなる。フレームレートが高い動画は特に注意。

となりました。再生でハードウェア支援がないとCPUがフルに動作することとなり使用する電力量がかなり多くなるのでバッテリ持ちも悪くなることからもしZenfone3で動画再生を行う場合はH.264の8bitかH.265の8bitとなるように動画を変換するとよいようです。互換性重視ならH.264、サイズ重視ならH.265でしょうか。また一時的に見るのであればソフトウェア再生でもコーデックがちゃんとなっていればそれなりの速度で再生可能ですのでそれでなんとかすることもできる、というところでしょうか。

 

H.265がハードウェア支援で再生できるようになったのね

Nexus7の時は確かチェックしていないはずです。まだH.265がそこまで大きく出回っていた時期ではなかったですからね…。H.265が部分的にでもハードウェア支援が利くようになったのであれば保存時にH.265も検討対象にしてもよいのかもしれません。ちなみにチェックのために作った動画の最高解像度(H.265、2560×1440)ですが、私のPCでの再生時だとハードウェア支援がないためソフトウェア再生となってしまい、一部の場面でCPU使用率が100%に達してしまいコマ落ちが発生する羽目に…。それほど非力なCPUではないはずなのですが、そう考えるとハードウェア支援がいかに強力かがよくわかりますね。

 

結果は端末依存

この結果はあくまでAndroid6.0+Zenfone3での結果です。そのためOSが変わったり端末の能力が変わることによって結果が変化しますので自分の端末でどれくらいできるか?というのは必要であれば動画をエンコードして調べておいた方がよいかと思います。詳細にチェックしなくても端末で再生する可能性がある形式に近いものを一度再生させてみて…は必要になると思います。UPnP経由で動画を再生するというときでもこれを知っておけば再生できないということはなくなるでしょうし、必要であればソフトウェア再生可能なアプリをインストールしておくことでCPUやバッテリが大変なことになりますが完全に再生できないよりまし、という場面に出会うかもしれませんからね。