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Zenfone3のバッテリ持ちをさらに調べてみた

前の記事にも書きましたが使い始めてすぐというのは設定側もセルスタンバイやバックグラウンド動作に関してちゃんと設定されていないことも多かったりしますしアプリ側も設定や電池持ちに対して最適化されていないので当てにならないこともそれなりにあります。なのでしばらくたって安定した動作になった状態での所感を書いていきます。

 

ずっと待機させておくだけなら頑張れば2週間持つ?

もちろん、前回書いたようにDSDSの状態は維持しつつも無駄な通信を極力カットしてLINEとメールの待機しか行っていない状態かつほぼ端末を使わずに画面すらほとんど点灯させないという状態が維持できれば、というほとんどの人にとって参考にならない状態でのチェックだったりします。完全に充電してから3日ほど経過した状態で電池の減り具合を見てみるとこうなりました。

このグラフから推測すれば頑張れば14日(=336時間)くらいなら待機させ続けることは可能である、といえると思います。カタログスペックにおけるセルスタンバイの時間から見ればそれなりの時間かな、というところです。というか個人的には2週間持つのであれば文句は全くありません。が…

 

端末を「使う」ともちろん電池の減りは早くなるので

今回WiFiによる通信もなく電話もなくさらにはアプリすら使わないというスマートフォンにあるまじき、というかそれってどこの高齢者が持っているスマホですか?といわんばかりの使用方法での電池持ちのチェックになってしまいました。私の使い方の場合DSDSでドコモメールが使える+格安SIMにより4Gでスマホから通信ができる、の条件だけなので待機の条件としてはこうなってしまうところであります。まあ実際に4G通信を頻繁に使いながらアプリを使う、なんていうことをやってみてどのくらい?ということが普通の人から見ると宝の持ち腐れに見えるかもしれません。個人的にはポケモンGOをやってみて電池持ちを計る+モバイルバッテリの使い勝手をみる、をやりたいのですがそもそもポケモン自体をほとんど知らないのでゲームとして楽しむとか考えていないのですよね…。関連アプリの制作などが依頼されるとかでもない限りはやる気はほぼありませんし…。

Zenfone3のバッテリ持ちは悪くはないのでは?

あくまで私の場合ですが。スマホをZenfone3に変えてからいろいろな記事を書いてきましたがこの話題がとりあえずの最後です。バッテリ持ちに関してはスマホの使い方に依存するので人によって一日持たなかったりそれなりの期間持ったりと様々なのであくまで参考程度にしてください。また今回のチェックは購入後一度目の完全充電からのチェックになっていますので今後結果が変わる可能性もありますし、途中で電力に関する設定を微妙に変えたりしていますのでそれで電池持ちがよくなっている可能性はあります。

 

今回の計測条件

普通にスマホとして使える状態でスタンバイしている、というものです。具体的には

  • セルスタンバイはデータ通信用SIM、通話用SIMの両方に対して有効にする。(DSDS)
  • 電力設定は「省電力」を選択。
  • モバイルデータ通信は常時ON、短時間にWiFiによるデータ転送あり。通話は数分あり。
  • バックグラウンドの通信は基本的にLINEおよびメールチェックが有効。
  • 基本的に画面はほぼつけずに待機状態。途中で合計して約2時間ほど操作した時間あり。(音楽再生含む)

というものです。スマホはとりあえず待機させておければOKかな、というところなので電車での移動時にスマホを操作して、というのはありません。そのため、たいていの人がスマホを使う、といって思いつくような使い方ではなくできる限り待機時間を延長させるような使い方にしています。普通の人が参考にするのであれば「普通にスマホを待機させておいた場合どのくらいバッテリが持つのか?」に対するものだと思います。また、完全に使い切るまでではなくバッテリ残量警告が行われる15%を目安とした計測となっています。15%以下になるとさらにバッテリを持たせるための設定に切り替わるようになっている人もいると思いますのでそれを考慮しています。

 

で、結果は?

こんな感じになりました。

pg_zf3

今回の計測ではおよそ6日(144時間)で100%から13%まで低下した、という結果になりました。特に前半部でのバッテリの消費が大きく、これが設定によるものなのかバッテリ特性によるものなのかがちょっと判断がつかなくなってしまったのがまずかったですね。個人的には一週間は充電なしで完全待機ができればOKと考えていたのでもう少しチューニングすれば一週間持たせられると思われる結果が出て満足でした。

 

DSDSによる消費電力増は問題とはならないと考えて問題なさそう

通話用のSIMを外して計測をしないと確実なことはいえないですがDSDSにより消費する電力よりもモバイルデータ通信によりバックグラウンドで消費する電力の方が問題になるようです。別のblog記事でDSDSにしていてもバッテリ持ちはほとんど変わらない、とありましたが私の場合もモバイルデータ通信を停止させた上で完全に充電した状態から数%消費するまでの時間を見る限りでは大丈夫のようです。そのときの減り方だとカタログスペックに書いてあった純粋な待ち受け時間とそれほど変わらないという体感でしたので。つまりセルスタンバイのみに電力を使えるなら(DSDSでも)400時間持たせることは不可能ではない可能性あり、と…。

 

(充電電池を持たせるために)充電回数を少なくするには?

ちょっと話題が飛びますが…。このバッテリ持ちを計測しているのは充電回数をできる限り減らすためです。充電電池には充電を重ねるごとに特性が悪化していく、という特徴があるのでもし(バッテリ交換が不可能であり)長い間同じ端末を使用する場合にはできるだけ充電回数を下げる努力が必要になります。今回は一週間を目安にしていますが通常のリチウムイオン電池であればだいたい500回くらいが限度といわれていますので1、2日に一回だと2年持たない可能性があり危険ですが一週間持てばまあなんとかなるだろう、ということです。

もし2日持たないでバッテリを使い切るような使い方をしている場合はモバイルバッテリを携帯することでできるだけ端末の電池をほとんど使った(最低でも15%を切る)後で満充電まで充電をかけられるようにすることである程度緩和できると思われます。モバイルバッテリがないと15%を切るまで使うとその後で何かあったときに対応できないですし、人によっては精神衛生上よくないですからね。またこのモバイルバッテリにも端末との相性があるようで有志が開いていると思われるZenfone3のWikiではモバイルバッテリの組み合わせにより充電で流れる電流量が変化する、ということが書いてありますので値段容量比がよく高速充電に対応しているモデルがよいと思います。その中でも今回選択したのはこちら。

記事を書いた時点では10000mAhと大きい容量がありながら値段もだいぶ安く、かつZenfone3に充電する場合は高速充電が可能というモデルです。Zenfone3であればおそらく2回ほど満充電にすることができると思いますのでかなりよいのでは?と思います。またほかのモバイル機器にも充電できるように容量が大きいモデルを選ぶ、というのも手です。

 

こちらであれば13000mAhもあり、かつ充電用USBポートが二つあるのでモデルとしてはかなりいいと思います。なお、Zenfone3にQuickCharge3対応の充電器およびモバイルバッテリで充電しようとすると誤って高電圧で充電しようとすることがあるようで安全を重視するのであれば対応していないモデルを選ぶようにしましょう。

ちなみにモバイルバッテリの目安は使用する側もリチウムイオン電池の場合mAh換算でのバッテリ容量の二倍あれば対象の機器を一回充電できる、と考えてください。これは電子工学(物理学)でコンデンサに蓄えられるエネルギー量に関する定理から来ているものでよほど効率のいいバッテリでも50%を上回ることは難しいです。ものによっては50%を多少超えるものもあるかもしれませんが基本はこれですので。

 

これで一通り確認完了かな

初期設定からいろいろとやってきましたがこれで安定して使えるようになったはずです。DSDSの方も順調でキャリアと契約している3Gの回線で通話ができる上に格安SIM経由でモバイルデータ通信ができるので完璧、というところです。そうなるとキャリア側の方は契約を最低限にしても大丈夫のはずで来月(つまり年が明けてから)通信料を確認した後にパケットに関する契約を解除してしまおうと考えています。

Androidで再生できる動画フォーマットを調べてみた Zenfone3編

予告していたとおりZenfone3での記事の一つです。動画再生ではバッテリに負荷がかかることがわかっていたので電池持ちがどれくらいかを調べた後に充電状態でテストを行うことでバッテリの充電回数を少なくすることを目的としたためにこんなタイミングになりました。Nexus7(2013)の時とは調べる範囲が変わっているのでまた違った結果となっています。

 

動画再生の検証条件

手元にある動画で確認するために条件を微妙に限ってチェックしています。チェック条件は以下の通りです。

  • 動画コンテナ形式 : mp4 (共通)
  • ビデオライン圧縮形式 : H.264およびH.265
  • サウンドライン圧縮形式 : AAC 2ch 192kbps (共通)
  • プロファイル(H.264) : High4.2、 High5.1、 High10@4.2、 High10@5.1
  • プロファイル(H.265) : Main 8bit、 Main 10bit、 Main 12bit
  • 画像解像度 : 1280×720 (HD)、 1920×1080 (FullHD)、 2560×1440 (WQHD)
  • フレームレート : 23.976fps (24000/1001 fps)、 59.94fps (60000/1001 fps)

今回は映像側のみに注目したテストになっています。なお、ビデオリソースはAviUtlおよび拡張QSV出力/拡張x264出力/拡張x265出力を組み合わせてとある元動画を様々な形式で再エンコードを行いテストをしています。しかしテスト素材を作るためとはいえH.265のエンコードにかなりの時間がかかりました。私のPCではQSVでx265が出力できないのでソフトウェアエンコードになるのですがこれが時間がかかること…。

また、再生環境はハードウェア支援あり(付属のギャラリーにて再生)およびソフトウェア再生(MXPlayerを使用。コーデックもインストール済み)で再生できる/できないおよびコマ落ちがどのくらいかを目視で確認しています。ソフトウェア再生ではすべての形式で再生はできていますがあまりにコマ落ちがひどく再生に堪えない場合は再生できないとしていますので注意してください。また、2560×1440のチェックが一部抜けています。(リソースを作るための時間が…)

 

で、結果は?

下の表のような状態となりました。

圧縮形式(映像部) プロファイル フレームレート 解像度 再生状態(ハードウェア) 再生状態(ソフトウェア)
H.264 High 4.2およびHigh5.1 23.976fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK OK
2560×1440 OK OK
59.94fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK OK
2560×1440 OK OK
High10@4.2およびHigh10@5.1 23.976fps 1280×720  NG  OK
1920×1080  NG  OK 
2560×1440  NG  OK 
59.94fps  1280×720  NG  OK 
1920×1080  NG  Drop Frame (Level 1)
2560×1440  Not Checked Not Checked 
H.265 Main 8bit 23.976fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK OK
2560×1440 OK Drop Frame (Level 1)
59.94fps 1280×720 OK OK
1920×1080 OK Drop Frame (Level 1)
2560×1440 OK Drop Frame (Level 2)
Main 10bit 23.976fps 1280×720  NG  OK
1920×1080  NG  Drop Frame (Level 2)
2560×1440  NG  Drop Frame (Level 3) 
59.94fps  1280×720  NG  Drop Frame (Level 1)
1920×1080  NG  Drop Frame (Level 2)
2560×1440  Not Checked Not Checked 
Main 12bit 23.976fps 1280×720  NG  Drop Frame (Level 1)
1920×1080  NG  NG
2560×1440  NG  NG 
59.94fps  1280×720  NG  NG
1920×1080  NG  NG
2560×1440  Not Checked Not Checked 

NotCheckedとなっている部分が一部ありますがなんとなく結果は想定できると思います。この表より簡単に状態をまとめると

  • ハードウェア再生はH.264の8bitおよびH.265の8bitで利用可能。10bit以上となると利用できない。
  • ディスプレイの解像度(Zenfone3だと1920×1080)を超えていても再生が可能となる形式がある。
  • ハードウェア再生では高解像度(今回のテストではWQHD)でもコマ落ちすることなく再生可能。
  • ソフトウェア再生では特にH.265でビット数が高いものほどコマ落ちが発生しやすくなる。フレームレートが高い動画は特に注意。

となりました。再生でハードウェア支援がないとCPUがフルに動作することとなり使用する電力量がかなり多くなるのでバッテリ持ちも悪くなることからもしZenfone3で動画再生を行う場合はH.264の8bitかH.265の8bitとなるように動画を変換するとよいようです。互換性重視ならH.264、サイズ重視ならH.265でしょうか。また一時的に見るのであればソフトウェア再生でもコーデックがちゃんとなっていればそれなりの速度で再生可能ですのでそれでなんとかすることもできる、というところでしょうか。

 

H.265がハードウェア支援で再生できるようになったのね

Nexus7の時は確かチェックしていないはずです。まだH.265がそこまで大きく出回っていた時期ではなかったですからね…。H.265が部分的にでもハードウェア支援が利くようになったのであれば保存時にH.265も検討対象にしてもよいのかもしれません。ちなみにチェックのために作った動画の最高解像度(H.265、2560×1440)ですが、私のPCでの再生時だとハードウェア支援がないためソフトウェア再生となってしまい、一部の場面でCPU使用率が100%に達してしまいコマ落ちが発生する羽目に…。それほど非力なCPUではないはずなのですが、そう考えるとハードウェア支援がいかに強力かがよくわかりますね。

 

結果は端末依存

この結果はあくまでAndroid6.0+Zenfone3での結果です。そのためOSが変わったり端末の能力が変わることによって結果が変化しますので自分の端末でどれくらいできるか?というのは必要であれば動画をエンコードして調べておいた方がよいかと思います。詳細にチェックしなくても端末で再生する可能性がある形式に近いものを一度再生させてみて…は必要になると思います。UPnP経由で動画を再生するというときでもこれを知っておけば再生できないということはなくなるでしょうし、必要であればソフトウェア再生可能なアプリをインストールしておくことでCPUやバッテリが大変なことになりますが完全に再生できないよりまし、という場面に出会うかもしれませんからね。

 

Xperia acroのroot化を試してみる

使わなくなったXperia acroですが、ちょっと整備することでメディアプレーヤーとしてくらいなら十分に使えるスペックを持っていることからプリインストールされている様々なアプリを強制的に削除してぎりぎりまで軽量化した後メディアプレーヤーとするために必須となるアプリを導入してみよう、というのが今回の趣旨です。元々2011年に発売された端末なんでその後1年くらいで必要な情報およびファイルが出きってしまった感があり、今となっては処理をするために必要なファイルがなかったりファイルを保管していたサービスが終了していたりとなかなか大変な状態にあるようです。作業の手順に関しては結構な量が出回っていますので月日の経過によって生まれたことを中心に書いていきます。

 

Xperia acroは海外のデータを使うことでAndroid4.0以上にすることができるが今回は見送り

Android4.0を導入することで元の状態より軽量になる、ということは書かれていたのですが海外のデータであるため日本特有のサービスが使えなくなってしまうのが問題点です。この場合、最も重要なことはワンセグが使えなくなる点。SIMなしでもワンセグを見ることができるのでメディアプレーヤーとしてはワンセグの機能は残したい、というのが希望としてありましてAndroid4.0以上に変更するのは今回は取りやめにしました。というわけで、オフィシャルで公開されている最高バージョンであるAndroid2.3.4を対象にroot化を行うことにしました。

 

以下の話で出てくる作業についてはもし行う場合は自己責任でお願いします。そもそもroot化自体が保証対象外の話ですので手順を踏んでいる時点でキャリアなどに質問などをしてはならなくなります。またいろいろなサイトを回ってきましたがファイルの配布サイトの中にはワンクリック詐欺に近い広告を出しているサイトもあり人によってはウィルスに感染してしまうことやそれ自身がウィルスである偽装ウィルス対策ソフトをインストールさせようとしているサイトに引っかかってしまうこともあると思いますので。

 

作業を行うためのファイルはどこに?

今回難航したのがこれ。まずXperia acroに接続するためのオフィシャルのツールであるPC Companionはすでに新規のインストールができない状態であり、後継としてXperia Companionが公開されていますがこちらではXperia acroを認識できない様子でした。このため、バックアップ等は基本的にとることができない状態であり、端末のドライバも微妙な状態となっていましたのでデータを送り込む場合はAndroid SDKから各種ファイルおよびドライバをインストールしてadbを使うかXperia用に作られたflashtoolによりドライバのインストールとデータの上書きをする、という必要があります。

次に面倒なのはroot化を行うためのファイルを持っているサイトがかなり少ないと言うこと。一部では公開していたファイルを配布しているファイルサーバーのサイトが閉じられてしまいファイルをダウンロードすることができなくなっていたり、PC Companionによる接続が必須であり使うことができなくなっていたツールがあったり、root化できる端末のファイルバージョンが特殊のため必要に応じてダウングレードするしかないのだがそのデータがどこにあるのかわからなくなっていたり、と…。公開されてから時間がたっているとこの辺りにだいぶ苦労することになるわけですね。今回はなんとかAndroid2.3.4になっている状態からAndroidSDKのツールであるadbを使ってroot化できるツールを探し当てることができまして作業ができました。さすがにサイトにリンクを張ったりはしませんので自力で探してみてください。一応今後何があるかわからないので自分のバックアップとしては作業データは保存してます。

 

ファイルマネージャが標準で存在していない…

これも苦しいことですね。今回root化するに辺り、

  • 端末にはユーザー情報を一切残さない(電話帳、Googleアカウント等)
  • 端末にはできるだけ外部接続が可能となる情報を残さない(つまりSIMを一度も使わない+WiFiによる接続も行わない)
  • ファイルのやりとりは仮想マシンからUSBで接続してデータ転送を行うだけにとどめる
  • アプリのインストールにはGoogle Playを使わずapkを直接SDカードに書き込んでインストールする

というのを目標にしていました。それはできる限りスタンドアロンで動作し外部に情報を漏らさないためで、Androidのバージョンが低いため下手に外部に接続して乗っ取られることになると問題なのではじめからそれがないように気をつけて操作しようと考えたためです。

しかしながらAndroid2.3系には標準でファイルマネージャがない様子で、Xperia acroでもファイルマネージャが入っていないためパッケージをSDカード内においたとしてもapkをインストールする方法が標準で存在しない、という悲劇が…。どうにかするためにはブラウザ経由でパッケージを開いてインストールさせるしか方法がなく、ブラウザ経由でSDカード内にあるファイルを参照する方法がどうもない(file:///を使えばアクセスできるか?と思ったのですが無理でした)ようなので、このためだけに一時的にWiFiで接続してローカルサーバーからファイルマネージャをインストールする、という方法をとりました。このため、WiFiで接続した、という情報が残ってしまったのが非常に残念です。まあ、ファイルマネージャさえ入ってしまえばSDカードにあるapkをインストールすることは簡単にできますからね。

 

root uninstallerで不要なアプリがガンガン消せる

そして重要なのがroot権限によりアプリを削除できるツールです。検索したときにはいくつかあげられていましたが今回はroot uninstallerを使いました。これのおかげでプリインストールされている不要なアプリを消していくと内部メモリにだいぶ余裕を作ることができました。ただし、システムコアに近いアプリを消去すると端末が起動しなくなったりすることもあり得るので削除するアプリには注意が必要です。

この作業のおかげでアプリのデータを格納するROMもそうですが、そもそも起動するアプリが少なくなっているのでRAMにも余裕ができましたし、WiFiといった外部にアクセスする手段を使わない、と決めてしまえばセキュリティソフトのインストールもしなくていいのでその分端末の動作がだいぶ軽くなりました。電源を入れてから待機状態となるまでの時間も体感ですが下手をすると1/2くらいになった気がしています。

 

必要なアプリを入れれば(昔は値段が高かった)高性能メディアプレーヤーの完成…?

どうせroot権限があるのでボタン操作についてもロックを解除せずに曲の変更ができるツールを使ってみる、とかいろいろと考えられると思います。そう考えると液晶付きで曲もSDカードに入れれば大量に持ち運べる、さらにはワンセグやブックリーダーにもなるとなるとなかなかすごいような気がするのですが…。いかんせんメインスマホを変えた直後だけにどうにも意味がないような気がしてなりません。しかもXperia acroの場合、メディアデータは本体に保存できないですのでSDカードが必須ですし…。

結局状態を設定したのはよかったのですがそのままお蔵入りとなる予定です。古すぎて中古屋に売れるような端末でもないですからね。まあ、SIMフリーの端末を乗り継いでいるため私が所有するワンセグの機能があるスマホはこれ一つしかないのでそういう場面に限り登場するのでは?というところでしょうか。

未だにSPモードメールを使うdomonoのスマホを使ってDSDS用にドコモメールを設定する

これが後編です。前編では「SPモードメールからドコモメールへの変更には対応するスマホが必要」と言うことを書きましたがそれが何らかの理由で用意できない場合の対処法を考えることで乗り切る、というものです。いろいろなサイトを調べてつなぎ合わせていきましたので手順および条件が非常にやっかいです。

 

SIMフリー端末からSPモードが使えない場合の対応策でもある

通常SPモードメールを使用するほどの古いスマホであるときはドコモメールを使用する設定には「そのままでは」変更できません。そのため、通常の手順であれば別の端末を持ってきてSPモードで回線に接続するのが手順なのですが、私の場合はこの手順において大きな問題点にはまってしまいました。というのも

  • 今回SPモードで接続しようとしていたのはZenfone3+3G回線の組み合わせだった
  • Zenfone3において3G回線ではSPモードでの接続は(この記事を書いている段階では)どうもできないらしい
  • Zenfone3で3G回線経由でもSPモードで接続できると思い込んでいたためSIMのサイズを古いスマホの規格(標準SIM)からnanoSIMに変更してしまったためSPモードを使ってドコモに通常の手順で接続できる方法が(見た目上)なくなってしまった

という状態を引き起こしてしまってさあ大変。というものです。もし通常の方法で解決するならばたとえば

  • nanoSIMを使えるFOMA端末を探してくる
  • 標準SIMに戻してFOMA接続かつAndroid4.0以上のスマホを購入して設定を行う
  • 一時的にXiを契約して設定を変更した後FOMAに戻す

あたりですが、どれもかなりの費用がかかったりそもそもそういうスマホがあるのか?という疑問がわくような方法ばかりですね。じゃあどうするか?というと…

 

古いスマホであってもiPhoneに偽装することでドコモメールへの変更を行うことができるらしい

まず調べていてこれが発覚。具体的にはiモードメールをスマホで送受信する(iPhone偽装による設定方法) – kaeruz.comというページにありますが、簡単に手順を書くと

  1. SPモードで通常の手順で接続できるスマホ(多少古くてもOK)を用意する
  2. スマホにWebページを読み込むときにiPhoneに偽装できるブラウザアプリ(紹介ページではBoat Browser)をインストールしてそれを使う
  3. iPhoneに偽装することでdocomoのサイトからドコモメールの利用設定が行えるようになるのでドコモメールに変更する

というものです。昨日のうちに気がついていればさっさとやっていたのですが…。結論から言うとこの方法はXperia acroでもうまくいきました。この辺りはブラウザをインストールできるかどうかが焦点なのでしょうね。これでSIMが元のサイズのSIMであればXperia acroに再度SIMを戻してドコモメールへの変更を行えばよいのですが、次の問題はSIMのサイズをnanoSIMにしてしまったこと。もう一度SIMのサイズを戻して設定してサイズ変更、なんてやると来月の手数料がとんでもないことになるので回避するためにはSIMのアダプタを用意する必要があります。ただ、簡単には用意できるものではないので…。

 

一度限りなら厚紙でSIMアダプタを作ってしまえばよい

どうせ壊れてもいいスマホなのでこういう結論に至りました。なお、このあと何度も書きますが基本的にまねはしないでください。まねをしてスマホを壊してしまってもそれは自己責任ですので。

具体的にはnanoSIMを標準SIMへ変換するアダプタ自作 – JAPAN△TENTというページにありますが、厚紙でnanoSIMから標準SIMサイズに変換するアダプタを作るわけです。規格(サイズ)さえ合えばSIMの接点は合うはずなのでこれでSIMは認識できるはずです。ただ、いい加減に作ると接点がうまく合わないのでできる限り正確に厚紙を切り出す必要があります。また、今回の場合端末がXperia acroだったおかげでSIMを縦方向ではなく横方向に入れるものであったため横方向に長めに作ることでSIMが抜けなくなる現象をできる限りなくすということに気をつけて、また紙とSIMのチップをちゃんとセロテープなどで接着させてSIMが残るようなことを避けることでXperia acroに再度SIMを認識させることに成功しました。あとは上に書いてあるiPhone偽装を使ってドコモメールに変更すればOKです。なお、SIMアダプタなどを使う動作は基本的にサポート外ですのでまねはしないでください。本来なら手数料を払ってでもSIMを数回変更するなりXiを契約するなりすべき項目だと思いますので。

 

ドコモメールへの変更が成功したらブラウザからログインして確かめよう

スマホの画面上では処理完了が表示されますが実際になったかどうかはブラウザ側からチェックするのが一番です。dアカウントでログインしてドコモメールを確認しましょう。余裕があればIMAP接続設定を行い別のスマホやPC上からメールを確認すれば言うことなしですね。

思うこととしてはこれをドコモショップでできれば文句はないのですが…。この辺りはdocomoのスマホであればドコモショップでサポート代わりにやってくれるのでしょうが、今回の端末がSIMフリースマホであったために自分でやる必要が出てきてしまったのがちょっと気になるところでした。