またもやOSの更新の話題です。ちなみにFedoraは個人的(というかhttpやらphpやらのアプリ開発)のために内部的に動いているものなので外から見えません。
アップグレード作業自体はほとんど問題なかったです。Fedora12のディスクをいれて起動させた後、インストル画面でアップグレードを選べば
あとは何も指示することもなく勝手にインストールが行われます。簡単なのですが、パッケージの展開でDVDからの読み込みが相当数あるためか時間はかなりかかりました。
問題だったのはアップグレードが完了した直後のyumによるパッケージの更新をやろうとしたときでした。
yumはFedora系では標準となっているパッケージマネージャで、pythonをベースに動いているものです。
とりあえずインストールが完了したので最新のパッケージに更新しようと
yum update (通常は自動承諾の-yを入れるが、私は確認のため入れない)
で更新しようとしたら、
libssl.so.8: cannot open shared object file
・・・え?
この命令をはじめに実行したときはXWindow上だったのですが、理由を検索しようとして、ブラウザで開いて検索をしたまではよかったのですが、
なぜか文字が表示されない・・・。あれ?
ま、文字が表示されないのは(通常ターミナル側からしか使わないので)あまり影響がないので無視しますが、yumが動かないのはちょっとまずい。
で、仕方がないのでメインマシン側から改めて調べて、Terminalから修正してとりあえず一件落着と。
原因は、Fedora11の時にはlibsslのライブラリのシンボリックリンクはlibssl.so.8で張ってあるのですが、Fedora12ではlibssl.so.10で張ってあるので
pythonがlibsslを参照できなかった、というものらしいです。そうとわかれば
cd /usr/lib
ln -s libssl.so.1.0.0 libssl.so.8
ln -s libcrypto.so.1.0.0 lbcrypto.so.8
と必要なライブラリにシンボリックリンクを行えばyumが動くようになる、というものでした。
Win7ですが、なんか気になるのが、IE8上で妙にFlashの動きが渋い(動画再生時にかくつく)のと、
ダウンロード時にキャッシュしてからダウンロードダイアログが出てくるような動作になっているみたいです。
私だけかもしれませんが、原因がよくわかりません。なぜなんでしょうか?