というわけで、いろいろとやることが増えましたのでやっていかないと・・・
Fedora20がリリースしたので更新予定
テスト用に使っているFedoraマシンですが、だいたい1年ごとに2つずつバージョンが上がり、かつサポートは「2つ先のバージョンがリリースされてから1ヶ月後まで」なので、今のところ偶数番号ごとにバージョンアップを行っています。今回がちょうどそのタイミングなので更新することにしまして、準備することに。毎度アップグレードではなくクリーンインストールなので一部設定ファイルとファイル倉庫としておいているデータなどを一度別の場所に移す、という作業が必要になります。時間がかかるんですよね・・・。
まあ、インストールすればいろいろと記事にしたいと思いますし、マシンの関係上、R8168のドライバ処理もやっぱり必要になると言うことでその辺も見ていきたいと思います。ドライバについてはバージョンは8.037.00になっており、おそらくKernel3.8系やKernel3.10系の修正を含んだものになっているはずなので手順さえ知っていればあっさり片付くと思っています。そうでなければちょっと怖いですよね・・・。
なぜかFortranを勉強中
とある都合でFortranを勉強することに。ちなみに「FORTRAN」と「Fortran」には微妙な違い(定義された年代による文法的な差の意味)があるようで、気をつけましょう。
ちょっと勉強したところで一番おもしろいと思ったのが宣言せずに使用した変数に関する扱いですね。いままでやった他の言語では一切出てきてない規約なのでちょっとおもしろかったです。
というのも、まず前提条件として変数名内の大文字と小文字の区別はなし。そして(おそらくFortran90以降だと思うのですが)変数を宣言すれば対象の方として扱われる、というのは他の言語でもあるのでいいのですが、さすが科学技術計算用言語。宣言せずに使用した変数は整数型もしくは浮動小数型となり、その分け方が
- 変数名の先頭文字が「i」~「n」であるとき、その変数は整数型
- 変数名の先頭文字が「a」~「h」、「o」~「z」であるとき、その変数は浮動小数型
となるのがまた。なので変数名だけ変えて同じ式を書いても結果が違う、というおもしろい現象が。特に除算なんかではこれを知っていないと絶対にはまりますね。C言語で使っていた(今では使われにくくなっていますが)ハンガリー記法を使うように考えるのが自然でしょうか。
なお、Windows版でFortranをやろうとするとなんか面倒(Cygwinを使うやら環境変数をいっぱい設定されそうなプログラムを使うやら)なので、どうせFedoraを入れ替えるのでそちらでコンパイルすることを前提に勉強していきたいところです。Fortranをコンパイルするときはファイルの拡張子には気をつけて。拡張子によって文法の認識が変わりますので。
ちなみにWordPressも更新
更新すると管理画面がシックになっていました。なんともはや。なお、いくつかのサイトに「WordPressのバージョンアップを行うときにはプラグインを止めてから更新し、プラグインを復帰させる」と言うことが書いてある場合がありますが、これは人それぞれです。特にプラグインでデザイン系やガジェット系をいじっているときはその「プラグインを止める」という動作で対象のデザインやガジェットが無くなってしまうので大変なこと似なってしまうこともあります。その場合はバージョンがそれほど遠くなければ有効にしたまま更新しても問題は少ないと思います。もちろん無いわけではないでしょうから更新前にファイルバックアップ(ftpでデータをとってくるなりとtarなどで固めるなり)やデータベースバックアップは必須です。問題が起こって動かなくなる、というのはよくある話なので、そのときに復旧できるようにしておきましょう。