だいぶデバッグも進んでいい感じで符号化/復号ができるようになりました。
前回の日記であった「可逆フォーマット時の変なデータ増大」もどうやらバグだったようで、バグと思われる部分を全部修正すると
見事にフレームデータが動き補償なしで可逆圧縮を行ったときに対して約90%の圧縮効果を確認できました。
さすがにハフマン符号器を不可逆のものから流用しているので、可逆だと符号化効率がそれほどよくないのも理解できますが・・・。
ま、テストデータが一度MPEGで圧縮されたゲームのOP動画をビットマップに戻したものだったりしますので、
実際に生のAVIなどから符号化を行ったとき、可逆時の動き補償の能力を確認して初めて実証できるのですが・・・。
不可逆のほうはアルゴリズムがそのまんまのものを使っているので絶対にMPEGには勝てないと思っています。
あくまで「アドベンチャーシステムでエフェクタにも使用できる(一種の暗号がかかった)動画フォーマット」を目指したものなので、
これで十分かな、とも思いました。
あとは、CPUの負荷率のテストとメモリリークなどをチェックしながら、DirectShowのフィルタとして実装してみて、というところですね。
これは実装しても公開する気はさらさらありませんが・・・。<自分のゲームシステムのものなので