というわけで放送が終わった直後ですが感想を書いてみたいと思います。
漫画原作というわりにはうまいアクション映画だと思う
というのが第一感想です。変なSFとかに頼らずほぼアクション映画だけの技法でうまく動きを見せているな、という感じでした。
特に殺陣のシーン(この場合は1対1ではなく複数人でのシーン)がなかなかでした。
たぶん漫画原作であっても今回の場合は技表現とかが必ずしも必要、というたぐいではない(体術だけである程度処理できるもの)なので、この方がおもしろいと思います。
人間関係がひどくわかりづらい
原作側(というよりこの場合はアニメ側)では、この映画に登場する主要人物を描くのに1話から25~26話前後を使用しているのですが、これを2時間に圧縮して圧縮した分微妙に登場理由などを変えることでやっているのでその辺は厳しいですね。
人間関係をある程度わかっているのであればその関係が作られていく仮定が甘くてもそれなりにわかるし、最終シーンでの呼びかけも(感動ではないですが)おもしろい場面となるのですが、初見だと「そこまで呼びかける意味がわからない」という感覚がどうしても出てきてしまうと思います。
原作表現もまあおもしろいかも
映画のアクションの中で特殊だったのが斉藤一の牙突の表現と飛天御剣流の双龍閃ですか。
牙突の場合はちゃんと原作通り刀をわざわざ左手に持ち替えて相当な跳躍力での突進でシャンデリアを落として見事だと思いましたし、
双龍閃の場合はしとめ方がほぼ原作通りとなるやり方ですのでこの辺は満足、といった感じですか。
アクション中でのものなので誇張表現のものですが、殺陣の雰囲気を壊すものではほぼないのでいいと思いました。
これなら続編もそれなりにできるか
無理に技とかに頼らない殺陣を使えればそれなりにうまくいくと思います。
さすがに原作から人物関係と出来事だけをとってきて・・・では寂しいので決め技くらいがあれば問題ないですし。
次回作も地上波放送に降りてきたら是非見たいと思います。
来週は滅びの呪文が飛び交うぞ
というわけで、来週はどうもそういうことになりそうです。毎年夏に行われる一種の恒例行事ですか。
今年はどのくらいの勢いが出るのでしょうかね。
自分も参加してみたくなります。