JOYSOUNDとDAMの採点を調べてみた 個人的に

本当に個人的に、です。

自分の歌の実力を知りたいのはまあ主目的なのですが、従目的としてシステムの差をちょっと見てみたいと思ってやってみました。

特に得点の出し方(曲による有利、不利)の傾向などを調べています。

もちろん、「私が歌った場合」という条件ですので、他の人では当てはまらないケースも多々あると思います。

他の人もやっているとは思いますが、まあいろいろと。

ちなみに確認したシステムは

JOYSOUNDがJOYSOUND f1(+CROSSO)、DAMがLiveDAMを使いました。

採点システムは分析採点IIIおよび精密採点DXです。

f1に上がったおかげで、採点中に背景がちゃんと表示されるようになったのでここは互角というところでしょうか。

CROSSOまでは分析採点にすると背景が味気なさ過ぎたので・・・。

確認した曲について

今現在個人的に歌う曲に縛りをしている関係で全部美少女ゲームのOPやEDになります。アニソンすら除外しています。

歌が表現する主題のジャンルとしてはかなりごちゃ混ぜになっています。

共通なのはすべて女性ボーカルということです。男には歌うのがきついです。

まず採点結果について

両方とも40曲以上のデータを元に平均および標準偏差をとってみました。

重なっている曲もあれば片方でしか歌えない曲も入っています。

平均点 標準偏差
JOYSOUND 87.602 2.067
DAM 80.726 1.925

ちなみに見てわかるとおり下手の方に属する点数です。

それは置いておいたとしても、標準偏差はほぼ変わらずで平均点が7点開いていることがわかります。

他の人がやっているデータを比較していけばさらに有用な結果が得られるはずですが、個人ではこのあたりが限界ですね。

得点の傾向について

実はこれを取ってみるとJOYSOUND側の採点では

  • 歌詞が高速に進行するため音階をあわせづらい曲
  • ラップがある曲、間奏時に台詞がある曲

において採点がDAMに比べて不利になりやすい傾向がありました。

前者はDAM側が高速曲に関して判定基準を下げている可能性を伺わせています。

また後者についてはJOYSOUNDがなぜか変なラインで音認識をするような状態になっていてそれに合わないと採点が下げられることが多いようです。

DAMはこの点を「曲ではない部分=ガイドメロディもなければ採点もしない」とするようです。

これに関してはどちらかというとDAM側の方がいいような気がします。

つまり、電波ソングはJOYSOUNDの方が得点対決をする場合不利ということですね。

そもそもカラオケで得点対決時に電波ソングと一般曲ということ自体が発生しないと思いますが。

実際に自分の採点結果比較をしてみると

  • JOYSOUNDで高得点をとった曲=>DAMでも平均点より上(両方とも平均点に対して+2.0~+3.0となる)
  • (曲名を出したくないので伏せますが)某電波曲=>JOYSOUNDでは平均点に対して-5.0、DAMでは平均点に対して-0.3

と大幅に悪化する傾向が見て取れました。

音階の判定について

JOYSOUNDの場合は採点時にちゃんと音階を線として表示しているので目標の音階からのずれが細かく見ることができます。

とはいっても、たまにちょっと裏返ったりしたときに見事に一オクターブ吹っ飛ばして判定ミスになるのが痛いです。

DAMの場合ではそれがないように見えるようになっています。ある程度音階があっていれば半音レベルでの一致判定で音符バーを点灯させるので

うまくいっている「ような気がする」のですが、内部的にはちゃんとずれを見ているようです。(音階マーカーが微妙に動いているのがわかるはず)

これについてはどちらの方がいいは個人が判断すべき、ですね。

私はDAMの表示形式の方が気持ちがいいので・・・。

で、採点中にわかる特長は?

というわけで特長です。普通に製品情報などで紹介されていると思いますが特に気になる部分を。

得点については特色なので「特徴」に属するものとして今回は気にしませんでした。というより私の得点は低いんですもの・・・

  • JOYSOUND f1
  • 前奏、間奏、後奏に一定以上の時間が空くときその秒数を示してくれる
  • 後奏カットを自動するオプションが存在する
  • 間奏にバックグラウンドボーカルがある場合それも音階通り歌う必要があり
  • たまにラップまで音階がとられている場合があり、それもラップの音どおり発音する必要があることも
  • DAM LiveDAM
  • 歌う前に対象の曲で必要となる音域を示してくれる
  • 全体を時間で6つに分割してどの領域にいるか(つまり曲の相対位置)を示してくれる
  • 曲の中で最低音および最高音は少し違う音階マーカーが使われていて目安になる
  • 曲中にラップと判定されている箇所(歌詞中で括弧などでくくられている場合)は採点対象とはならない(が、歌っておかないと次に入るタイミングで音階を間違えやすくなる)

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