Win7codecsを更新した 二回目

本当にたま~に(自分が気がついたとき)でいいので更新を行うべきなのですが・・・。

時間が空いたのでいろいろなプログラムの更新を行い、ついでにビデオの再生に必要なCodec類の更新を行いました。

やっぱり更新作業が面倒きわまりないです。設定が多いとなおさらです。

前回の記事はこちらにあるとおり、約2.5年前です。

この間ずっと更新せずに放置していたわけですか・・・。Codecだからいいものの、セキュリティパッチなどなら何と言った物か・・・。

更新手順をおさらい

更新にはかなりきれいに手順を踏まないと途中で引っかかります。また、手順で設定類がほぼ確実に吹っ飛びますので設定を覚えておく必要があります。

通常は以下のような手順を踏みます。

1. 設定のバックアップ

と言っても、バックアップできるのは

  • ffdshow関係の設定
  • Win7codecs本体の設定
  • Codec(使用可能なフィルタ)のリスト

なので、他のフィルタの設定は覚えておくなりスクリーンキャプチャでもとるなりする必要があります。

また、どちらもx86の設定とx64の設定は異なりますので、両方インストールした場合はそれぞれでバックアップをとる必要があります。

バックアップ手順としては

  1. x86版のWin7codecsのSettingsを起動
  2. ffdshow(videoでもaudioでも可)の設定を開く
  3. 「すべての設定をエクスポートする」でレジストリデータを取得(仮にffdshow_x86_cfg.regとする)
  4. Miscより「Save All Settings」でセーブ
  5. (フィルタの優先度などを変更した記憶のある人は)「Save codec list to Desktop」よりリストを保存
  6. x86版の設定を閉じる
  7. x64版のWin7codecsのSettingsを起動
  8. ffdshow(videoでもaudioでも可)の設定を開く
  9. 「すべての設定をエクスポートする」でレジストリデータを取得(仮にffdshow_x64_cfg.regとする)
  10. Miscより「Save All Settings」でセーブ
  11. (フィルタの優先度などを変更した記憶のある人は)「Save codec list to Desktop」よりリストを保存
  12. x64版の設定を閉じる

となります。

2. 一度アンインストール

いったん削除します。削除の手順については前にも書いていますが

  1. x64版をアンインストール(スタートメニューからShark007=>Uninstall x64Components)
  2. x86版をアンインストール(スタートメニューからShark007=>UNINSTALL)

と行います。アンインストールはx64版は「プログラムの追加と削除」からでも出来るのに、x86版は出来ません。

また、アンインストールの途中で「セーブデータを削除します。よろしいですか?(注:本来は英語)」の質問があるので削除しないように。

3. 一度再起動

Codec類がない状態でシステムを確定させます。

4. インストール

アンインストールとは逆手順で

  1. x86版をインストール
  2. x64版をインストール

と行います。

なお、バージョンが上がると広告のインストールがかなり前面に出てきますので注意してください。

インストール直後にそれぞれの設定ツールが起動して設定ツール本体の設定は回復されます。

5. さらに一度再起動

そしてCodec類がある状態でシステムを再度確定させます。

このとき、Windowsのアクティベーション要求が起こることがあるようですが、起きてもそのまま了解すれば問題はありません。

6. 設定の回復

インストールが終わった直後はffdshow系の設定が回復していないので元に戻します。

バックアップ時に保存したレジストリデータ(ffdshow_x86_cfg.regおよびffdshow_x64_cfg.reg)をダブルクリックして結合させます。

レジストリなので管理者権限が必要ですが、そのまま実行すればffdshowの設定は回復します。

7. 細かい設定の回復

普通の人は6.までで終わりますが、人によってはDirectShowのフィルタ優先度を変更した人もいるかもしれません。

これだけは手動で回復させる必要があります。バックアップ時に保存したリストと再インストール後のリストを比べてメリット値が異なる場合は修正します。

(適当にテキスト比較ソフトを使えばすぐに分かると思います)

特にCodec類などプラグインはx86版とx64版で動きが異なりますので正しいかを確認する必要があります。

(WindowMediaPlayerのx86版およびx64版やGraphEditのx86版およびx64版で適当にテストすると良い)

便利で設定も多いだけ手順が面倒なのが

毎回思うことではありますね。普通に更新できるのであまり気にはしませんが。

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