メディアの物理耐久に要注意

ちょっとバックアップデータをチェックしたときの出来事です。

DVD-Rなどのメディアのデータは「論理的には永久に使える」が「物理的には10年前後で限界」

と言うことを忘れないようにしなければなりません。

10年以上たつようなメディアの場合、かなりいろいろな問題が発生している可能性があります。

データが化けてしまい、リードエラーが頻発する、と言うこともありますが、今回私が遭遇したのはちょっとびっくりした現象でした。

DVD-Rの「プリンタブル」の面の接着が甘くなってはがれ落ちると言う現象が

今回私に降りかかった現象です。

どうもリードをしている最中にメディアの回転による遠心力や風圧に耐えきれなくなったらしく、メディアから一部がはがれ落ちてしまいました。

やっかいなことに、そのはがれ落ちた部分がどうもドライブの中に残ってしまっているようで・・・。

簡単には分解できないですし、とりあえずブロアーをつかって吹き飛ばしてみようとは思っていますが、うまいこと出てくる物でもないですし・・・。

しかもこれのせいでメディアがリードエラーを起こしているようだったので無理矢理ぜんぶはがして(はがれた面からブロアーで強制的に吹き飛ばしていった)再度リードを行うと通ったので・・・。

幸いだったのはリードを行ったドライブが中古で買ったドライブだったためにあきらめがつくことですか・・・。

古いメディアを扱うときにはかなり注意が必要のようですね

それが重要なデータならなおさらですね。上の例のように目に見える範囲の物理的破損が起こることもあれば、目に見えない範囲で焼き付けたデータが化けるということもあります。

読み出せないときでも別のドライブやメディアを掃除するなどで復活することもありますのであきらめないで。

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