ちょっと選挙の結果が・・・と思わないでもないですが、政治ネタは置いておきます。
私でもPCで直接DVDを再生することはありますが、どうにも再生状態がおかしくなっているのでいろいろと調べてみました。
特に「Windows7でDVDをWindowsMediaPlayerで再生させたときに音がノイズ音になってしまう」現象に悩まされていました。
で、これを解決する方法をいろいろと調べてみました、と言う物です。Windows7以上で起こる現象なのでWinVista以前では以下の方法は参考にならないかもしれません。
結論から言うなら、「Windows7が使っているデコーダーの不良」
です。どうも特定のフォーマットにおいてデコーダが不具合を起こしているらしい、と言うことが検索の結果分かりました。
不具合を起こしているのは「Microsoft DTV-DVD Audio Decoder」と呼ばれるフィルタで、mp4などの再生時にオーディオトラックをデコードして再生する能力を持ちます。
ところが、どうもこのフィルタが再生対象のフォーマットおよびハードウェアデコードなどと言った特有の仕様によってうまく動作しないことがあるようで。
WindowsMediaPlayer12でハードウェアデコードを使わないようにするには?で紹介したときにはこれのビデオトラックのデコーダである「Microsoft DTV-DVD Video Decoder」に関する物でしたが・・・。
で、解決法は?
つまるところ、「Microsoft DTV-DVD Audio Decoder」を使えないようにしてしまえばいいわけです。
使えないようにするとデコードできるライブラリが無くなってしまうのでそれも補います。
安全な方法としては、
- AC-3やAACをデコード可能なコーデックを準備してインストール(Win7CodecsやLAV Filtersなど)
- Win7DSFilterTweakerをダウンロードする
- Win7DSFilterTweakerを実行(管理者権限実行)
- Win7DSFilterTweakerで「Tweaks」より「Disable Microsoft DTV-DVD Audio Decoder」(WMPを64bitで使っている人は「Disable Microsoft DTV-DVD Audio Decoder (64-bit)」)をチェック
になります。私はこの方法で切り抜けることが出来ました。
他にもいろいろとあるようですのでこの方法でうまくいかなかったときはさらに調べてみてください。
ちなみに
入っているはずのPowerDVD8はなぜかオーディオトラックが再生できずに無効化される、と言う状態になっています。
Win7Codecsと相性が悪いためか、何か変な設定をしているのか、Windows7でPowerDVD8は使えないのかよく分かりませんが・・・。
とりあえずWindowsMediaPlayerが使えるようになったのでまあよしとします。