NAS vs NAS Linuxマシン?(価格を考えてみた)

と言うわけでこの話題です。

仕事的にもNASが欲しいこの頃。それで考えてみたわけです。

当たり前ですが、低価格レベルなら販売されているNASを買う方がよっぽど早い

です。HDDを2個くらいまでなら普通に家電量販店で探して下さい。

今回の場合はちょっと特殊な条件をつけて作成してみると価格はどうなるか?と言う物です。

その条件とは?

いろいろと特殊な条件が含まれますので。

  • 3TB HDDに対応しているここと
  • RAID5に対応していること(NAS Linuxマシンの場合はチップセットが対応していること)
  • HDDを(システム用を抜きにして)5台搭載できること
  • 出来る限り小さいこと
  • 出来る限り安いこと

と言う物です。

なお、以下に提示する価格はkakaku.com調べ(2012/11/06)での状態です。

NAS側は基本的に一択かな

NETGEARのReadyNAS Ultra 6というやつです。お値段は最安値で\49,800。

HDDが6台も搭載できるもので、AtomをCPUとして使っていてNASとしては非常に優秀そうでした。

RAID処理やその他の機能もかなりいろいろと使えるようで良さそうです。

で、これに勝てるようにLinuxマシンを考えてみます。

NAS Linuxだと?

いろいろと調べた結果、一通りの回答としてこんな感じのプランを考えてみました。

種類 ブランド 商品名 値段(調べて少し上乗せ)
CPU Intel Celeron G540 BOX \3,600
M/B ASUS P8H77-I \9,000
Memory DDR3 4GB x2 \3,600
HDD 2.5inch 500GB \4,500
Case BitFenix PRODIGY BFC-PRO-300 \7,500
PowerSupply 300W~ ATX PowerSupply \3,500
OS Debian Linux or CentOS \0
Total \31,700

基本的にはMini-ITXを基軸に考える、と言う方針をとったのですが、これが難しいです。

特に、マザーボードを選ぶときに

  • (IntelCPUを使えて)SATAポートを6つ持っている
  • チップセットがRAIDをサポートしている

の条件に当てはまる物がかなり少なく、ほぼそれ一択でした。

ケースの場合はMini-ITXにこだわる必要はなかったのですが、ドライブベイが必要数存在して値段と大きさを抑えられる物を適当に選んでみました。

MicroATX用のケースならもう少し自由度があると思います。

値段も処理速度もおそらくNASよりよいとは思いますが・・・。

で、それぞれの利点と欠点は?

純粋なNASの場合は

利点

  • セットアップが簡単(ブラウザ経由でアクセスなど)
  • 基本機能が一通りそろっている(ネットワークドライブ以外にもDLNAなど)
  • HDD故障時の交換が行いやすい(ホットスワップ、故障ドライブ表示など)
  • 本体が壊れてもサポート期間内なら交換が出来る。期間外でも修理が利く場合も。
  • スマートフォンからのアクセスに専用のアプリがあることも。アクセスがしやすい

欠点

  • 元からある機能以外に追加が出来ない
  • UPSによっては対応していないこともあり、組み合わせに苦労することも。

NAS Linuxの場合は

利点

  • Linuxなので、機能追加や削除が行いやすい。HTTPのサーバーやFTPのサーバーとして安全な動作が可能。
  • PCとしてリモートデスクトップを使うとデスクトップマシンとして動作が可能(wineなどを併用してWindowsプログラムのバッチマシンとして利用が出来る)
  • RAID上に構築できるファイルシステムを限定する必要がない。btrfsなど最新のファイルシステムが使える。
  • OS自体に自由度があり、サポート期間などの問題が起こればOS自体の入れ替えができる

欠点

  • 初期の設定にかなりの知識と時間が必要(特にソフトウェアRAIDを使用するときは再構築手順も含めて試しておくことが必要)
  • HDD故障時のホットスワップはケースが対応していないと出来ない
  • チップセットのRAID機能を使用していて、そのRAIDが故障したとき(つまり、チップセットが故障してしまった時)復旧作業が非常に困難
  • 消費電力量が多少高くなる傾向があり

一長一短ですね。知識があるのであれば後者もいいかもしれません。

普通なら既製品を買った方が簡単だと言うことが分かる

NASにそこまでの自由度を求めること自体が少ないと思います。私の場合はこの比較からするとちょっと考え込んじゃいますね。

この値段の差が二万円近くあるとなると微妙かもしれません。

ちなみに、RAID5で5台なのは「奇数台(実稼働台数が偶数台)であればセクタサイズ関係の問題に悩まされにくい」と考えたからです。

あとでRAID6(つまり6台)にするならNAS Linuxの構成が出来なくなるのでまた考え直さないとだめになります。

ただ、それだと値段が上がりすぎてちょっと痛いです・・・。


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