やっぱり高校生クイズの感想

一昨年去年と感想を書いては来ましたが・・・。

今年もやっぱり見たので感想を書いてみます。

裏番組や起こった出来事についても日記的に書いておきます。

結局これをいつもの形式にするのかな・・・。

まあ、クイズの形式としては妥当だと自分でも思いますし、「難問を答える」ことも確かに必要なのでまあいいかな、という感じになりつつあります。

バラエティ的なクイズではなく難易度の高いまじめなクイズですし、高校生レベルではないにしても「知の甲子園」とも言えなくはないですね。

昔の形式に比べてどうしても偏差値が高い人間が優秀な人間として取りあえられる傾向になるのは仕方がないですか。それはそれで有望・・・な人を・・・にはなりそうですし。

結局私は毎度の通り普通の記憶問題では全く歯が立たず、せいぜい物理系の計算問題で回答できるかな、と言う程度でした。

せめて物理の計算条件はチラ見せではなく回答するまで出して欲しい

これだけ言いたいです。ほかの問題はほとんどが記憶力を問う系の問題なので軽く見せて解るか?でも問題ないと思います。

が、物理系の計算問題は計算に使う式および数値条件がかなり重要になってきて、それがあれば私でも解ける可能性があるのに、と思っていました。

一応「こういう問題があるんだ」的に見ているのではなく「問題を解いてやろう」と思って見ているのでこういうところはちょっと考えて欲しいな~と思いました。

炭素14法を使う問題もその値さえ知っていれば回答できるかな?とは思っても条件は書き写す暇もなく一瞬だったし・・・。

理系の意地として最初に出てきた計算問題を解説

位やっておかないと気が済みません。簡単すぎますが。

東京スカイツリーの頂点までボールを届くようにするには地上から時速何kmで投げ上げればよいか?

力学的エネルギー保存の法則より、投げ上げ時にボールに与えた運動エネルギーと東京スカイツリー頂点でのボールが持つ位置エネルギーは等しいと仮定する。

(空気との摩擦などでエネルギーは失われないと仮定している)

このとき、重力加速度g(m/s^2) = 9.8、ボールの質量m(g)、東京スカイツリーの高さh(m) = 634、ボールの初速度v(m/s)とするとき、力学的エネルギー保存の式

 ¥frac{1}{2}mv^2 = mgh

が成立する。求めたいのは速度なので、式を整理すると

 v = ¥sqrt{2gh} = ¥sqrt{2 ¥times 9.8 ¥times 634} ¥simeq 111.474

これにより

 v = 111.474 (m/s) = 401.3064 (km/h)

となる。

(ちなみに、¥sqrt{2}は覚えている数値が使え、¥sqrt{9.8}は・・・開平方でも使うのでしょうか?¥sqrt{634}はちゃんと出ていましたが)

09/05 追記:コメントにもあるとおり、¥sqrt{2 ¥times 9.8 ¥times 634} = ¥sqrt{2 ¥times (2 ¥times 49 ¥times 0.1) ¥times 634} = ¥sqrt{4} ¥times ¥sqrt{49} ¥times ¥sqrt{0.1 * 634}と計算するのが今回の場合正しいようですね。

という感じです。一応琵琶湖にボールが浮かんだときの・・・も正解はしましたがちょっと微妙なので解説を避けます。

そして裏では

なんかかなり大きい地震が海外で起こったり、川柳当てではとある人がとあるアニメのEDの歌詞をちょろっと言っていたり・・・。

高校生クイズも興味がありましたが、その裏の番組もかなり興味がある物だったりしています。

さすがに八月最終日ともなると興味がそそられる番組が・・・。って地震は良くない出来事ですが。

One thought on “やっぱり高校生クイズの感想

  1. HIKKY

    通りがかりで失礼します。
    √(2×9.8×634)の計算は、
    √(2×(2×49×0.1)×634)
    =14×√(63.4)
    でいけますね

    返信

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