WindowModePatchを「逆方向」で使うことを考える

WindowModePatchは、想定では「解像度の低いゲームを解像度を高くして実行する」というものですが、実は逆方向に使うこともできなくはありません。

つまり、「解像度の高すぎるゲームを内部的に低くして解像度の低いモニタで実行させる」という発想です。

こんな発想が使えるかどうかという疑問がかなりあったのですが、どうやら今時のPCゲームの中には妙に解像度が高すぎて実行できない、というものもないわけではないようです。

といっても、これを正確に運営するには今のWindowModePatchではいくつか問題点があります。

最も大きい問題が「解像度が高い設定があると対象のプログラムを錯覚させなければならない」というものです。

たとえば、1024×576までしか表示できないモニタで1280×720のゲームを実行しようとすると、即座に解像度不足による実行不可を通知してくるでしょう。

このときに仲立ちとなるWindowModePatchが1280×720の解像度が「ある」(もしくは現在の画面解像度が1280×720である)ということを通知することで強制的に起動を許可してしまい、

後は内部処理を行うことで出力を1024×576でしてしまえば、確かに1024×576のモニタで実行できる、というとんでもテクニックができる・・・というのはありますが、この機能は今現在実装していません。というより書いている段階で思いついたものです。

ま、これにどれくらいの需要があるのか本当によくわかりません。そもそもそれほど低解像度のマシンで実行する、という状況がどういうものかあまり考えたくないからです。

(モバイルで実行するのにはいろいろと処理スペックが足りないような気もしますし)

どうせ掲示板にもそういう要望とかは上がっていませんし、blogの検索状態からそういうことをしたくて探しているようなひともいるな~とぼんやりとみているだけですので。

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