真面目に48TBファイルサーバを構築してみる(3) 組み立て編

いよいよ3回目です。今回はPCを組み立ててみたいと思います。この記事ですが、はじめは組み立て動画を撮ってYoutubeにUpした上で「これを見てください」で終わらせようとしたのですが、撮影機材がスマートフォンしかなく、三脚などカメラを固定できる機材もなかったので写真のみです。このあたりの動画を作っている人がそれのためだけにどれだけ初期投資したかがよくわかりました。…転職の状態によってはしばらくYoutuberというのもありかもしれません。

 

買ってきているちょっと特殊なものを紹介

前回の記事で必要なパーツ類を紹介したのですが、その中でも特殊なものを紹介しておきます。まずはNAS用のHDDから。ちゃんと8個購入しています。するとこんな感じになりました。

HDD(x8)

ピラミッド状に置いて上から撮影していますが…。なかなかの迫力です。全部開封するのが大変そうな気もします。

 

あとはSATAや電源ケーブル類。どれだけ買っているか、というと…。

ケーブル類(8袋)

これだけ。8袋もあります。レジ袋が有料化したので印が張ってあるやつがありますが…。ちなみにこのケーブルはすべて使われる上にこれでもSATAケーブルの本数は1本足りていません。そちらは過去に組み立てたNASサーバのケーブルを流用することでどうにかしています。

 

組み立て手順の紹介…?

手順紹介をするつもりではないのですが、組み立て中の写真を連続させるとそう見えるわけですね。

マザーボードにCPUやメモリを装着

ちなみにCPUの切り欠きを合わせる必要はあるのですが、今回は文字がそのまま読める方向でOKだったようです。

バックパネルとスペーサーの取り付け

今回のケースの場合、中央のスペーサーはすでにマザーボードのネジ穴に引っかけるタイプのものがはまっているので、残りの必要な部分にスペーサーを取り付けるだけでOK。ケースにスペーサーを回すための専用の器具がついているのでそれも使うとやりやすいかも。左上の穴がとても固かったです。

電源の取り付け&配線

電源は下置きタイプで、電源ファンが上方向でも下方向でもつけられるタイプのケースです。一応ファンが下方向に向くように取り付けてあります。裏面配線が使えるケースなので電源ケーブルなどはそちらを通すと空気の流れなどもよくなります。最後に結束バンドでまとめて完成。

HDDの取り付け

メインのHDDは5inchベイの変換マウンタで取り付け可能に。NASのHDDは3.5inchベイがスロットタイプなので固定して差し込んでいきます。

HDDが2+8個ですべてのベイを使い切っていますので、取り付けるとかなり壮観な見た目になります。

HDDの配線(SATA&電源)

SATAの配線が大変であることとSATAカードの端子の特性がやっかいだったのでタグをつけて管理していきます。電源ケーブルも分岐ケーブルを大量に使っていますので整えるのが大変でした。

 

組み立て作業も一苦労

この作業で3時間~4時間ほどかかりました。黙々と8個のHDDについて開封とネジ固定作業をやっていると「私はなぜこんな作業をしているのだろうか…?」と疑問に襲われる状態でした。HDDの数や作業のためにこれだけ時間がかかるのであって、一般的な自作PCでこれほど時間がかかるわけではありませんのであしからず。

 

次回はSATAカードの特性についてちょっと紹介

先に今回使ったインタフェースカードのSATA3I10-PCIEについて特性を紹介しておきたいと思います。組み立てる前に別のPCでポートの特性を見てみたり、組み立て後に転送速度に関する試験などを行っています。これだけで記事が作れるほど変わった特性をしていますので先に紹介をしておきたいと思います。それが終わればサーバ構築編を書きたいと思います。

 


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