無用の長物SC-8850と今でも使えるMU2000

どちらも6年ほど前では最新鋭のMIDIデバイスだった訳なのですが、Windows7になってからというもの、そもそもMIDIの割り当てすらまともにできなくなっていますので

機器自体に意味がほとんど無い状態でPCの上に鎮座している物体と成り下がっています。

が、両方同じように見えるSC-8850とMU2000ですが、私にとってはちょっと違った見方ができるために利用度が大きく異なっている、という状態になっています。

SC-8850はWindows7では全く使えない

というか、すでに見捨てられているのではないかと思います。

最後のドライバがWindowsVistaの32bit版までですからね~。

Windows7も64bit版もどちらも対応していないのでそもそも再生すらできない、という状態に陥っています。

一度仮想マシンにドライバを入れて再生させてみたことはありますが、どうも仮想マシンのドライバの状態が悪いらしく、うまく再生できない(もたついている状態)ようです。

仮想マシンでテストして失敗して以来、電源すら一度も入れていなかったりします。

MU2000ならまだWindows7でMIDIを再生できる

こちらはWindows7のドライバも、64bitのドライバも提供されているので組み込んで使用することができます。

ちなみに、Windows7では「コントロールパネルからMIDIデバイスの選択ができなくなっている」だけであり、設定プログラムなどを通せば何とかなったりします。

WindowsはMIDIを見捨てたようで、MIDIをかき集めていた時代の私からみると何とも寂しい限りではあります。

MU2000は「マイクプリアンプ」として使用できたりする

ファンタム電源を必要とするようなマイクは使用できませんが、ボイスチャットなどで音声通信をするときにカラオケ用マイクを使ってマイクプリアンプ代わりにしています。

一度MU2000に入力して信号をマイクレベルからラインレベルに変換してPCのオンボードサウンドに入れることで、正しいレベルでの録音や、一定量のノイズを避けることができます。

特にオンボードサウンドなどだとマイクの入力がかなり不安定になっているものも多いので、マイク入力からの信号よりもライン入力からの信号の方が安定して録音させることができる、というメリットがあります。

MU1000だとこうはいかないのですが、無理に上位機種を買っていたのがこの場合は幸いとなっている、ということですね。

昔は両方使ってMIDIを聞くのが楽しかった・・・

そのため、MIDIファイルは未だに自分のバックアップにたくさん入っていたりします。

機材を新品で購入しているので、両方ともそれぞれ10万円くらいかかっているのでさすがにもったいないです・・・

ちなみに作曲は一度もやったことはありません。音楽系には興味はあるのですが、楽器の演奏は全くといっていいほどできません。練習は今でもしたいと思っていますが。

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