たま~にこの系のcodec類は更新した方がいいですね。バグとかに引っかかるので修正、というものではないですが。
今回は3月にインストールして以来の更新だったので、いろいろと変なことも起こりました。
ついでにWebMのサポートもほしかった
本目的はこれです。ffdshow側でVP8がサポートされるようになったようなので、入れ替えを決意したわけです。
入っている意味はあまりなかったりしますが、一応デバッグ等でWebMを見る機会も増えているのであった方がいいかな~というところです。
一定のバージョン以上のffdshowでは、VP8がサポートされる様になっているようですね。あとはSplitterでWebMのロードができれば問題なしです。
WebMはmkvを元に作ったようなコンテナをベースにしているので、最新のmkv系のツールではWebMに関する動作が追加されているようです。
インストールの手順がまた面倒
書いてあるとおりに、
- 旧64bit版アンインストール
- 旧32bit版アンインストール
- 新32bit版インストール
- 新64bit版インストール
の手順を踏みましたが・・・。上書きインストールとかできないものですか・・・?
後、32bit版のアンインストールがコントロールパネルからはできないで、設定プログラム側からアンインストールの指示をしなければならないのもどうかと思います。
インストール後にアクティベーション要求が・・・
インストール完了=>再起動=>起動して設定をいろいろ変更=>再起動・・・という動作を行った後で
「これは正規のWindowsではありません。」・・・え?
表示された瞬間びっくりでした。ちなみに、3月にインストールしてから変更されたハードウェアはせいぜい光学ドライブ程度です。
codecの再インストールでアクティベーション要求がかかるとはさすがに想定外でした。普通に再度アクティベーションを行えば問題なかったですが。
いろいろと標準と変わるので設定の変更が面倒
一応自分のマシンでリリース前のデバッグとかをやったりするので、できる限り何も入っていないときのDirectShowの動きをしてもらいたいのですが、
もちろんインストールされたこれらのcodecのおかげでデフォルトとは動きが異なります。
特にMPEG1のロードがシステム標準のSplitterからインストールされたSplitterに切り替わるので、インストールされた側のフィルタのメリット値を落として対応する必要があります。
ADVゲーム内でDirectShowを借りて動画を再生しているときにこの辺をちゃんとしておかないと「動作がおかしい」という現象になることもあります。
注意する人は注意しておきましょう。こんな環境でデバッグする方もある意味どうかと思うような気もしますが。
もちろん、32bit版と64bit版ではDirectShowのフィルタの登録状態が違うので注意する必要があります。
32bitのDLLでフィルタが登録されたならそれは32bit版のDirectShowからのみロードされるのは自明だと思います。
このために32bit版のWMPで再生できるのに64bit版のWMPで再生できないやら変な問題が起こることもあります。あまり気がつかれにくいですが。
メリット値の変更も32bitの実行ファイルで操作できるのは32bitのフィルタだけです。64bit側の操作は64bitの実行ファイルを持ってきてください。