NetworkManagerはサーバー動作では不要だと思う

とあるDynamic DNSのサービスから「IPが通知されていない」とのメール連絡があったのでサーバーの状態を確認してみると、

サーバーのDNS参照ができなくなっている~(nslookupによる正引き、逆引きともにできない状態)

つまり、ある時点からDNSの参照ができなくなっていた為にサーバーからのDNSの通知ができなくなっていた、ということだったわけですが、

これの原因をたどっていったところ、このような現象であったことが発覚。なお、OSはFedora13を使っています。

NetworkManagerのパッケージをある時点で更新

  ↓

NetworkManagerの再起動で/etc/resolv.confが書き換えられて、かつネットワークの設定スクリプトからDNSサーバー情報を見つけられなかったので記述がなくなった

  ↓

/etc/resolv.confにnameserverの記述がなくなっていて、参照すべきDNSサーバーが不明という状態

  ↓

DNSの参照ができなくなっていた

あ~ほ~か~

前々からNetworkManagerによるいろいろな(悪い)現象は聞いていましたが、自分に降りかかるとさすがに怒りたくなります。

解決法は、

  • NetworkManagerを使用しないようにした(daemon動作を停止)
  • ネットワークの管理をnetwork daemonのみに任せることにした

基本的に固定IPかつ有線LANでの運用であれば、NetworkManagerを使う必要は一切ないと思いますのでこういう処置に。

おそらくGUIからNetworkManagerの設定を行えば何とかできるような気もしますがVNCを使うのもどうかと思いますので。

もう一段階怒るとNetworkManagerをパッケージごと削除するという行動をとるところでした。

設定後はnetworkのdaemonを再起動させる必要があるはずですが、ネットワーク経由で難しいのと補助鯖なのをいいことに再起動で何とかしました。

こんなことにはまる人もいるということで。

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