4Kモニタだと解像度がいろいろと大変なことに

C94の感想をとりあえず置いておいて、こっちの話題を書いてみたいと思います。今回、4Kモニタが大分安くなってきたのでメインPCのメインモニタを4Kのものに交換してみたわけです。今まで使っていたモニタはサブモニタとなり、なかなか豪華な構成になったのですが、モニタの物理的なサイズが大分小さいために・・・

 

4Kの素の状態だと文字が細かすぎてやばい

ブラウザとかに書いてある文字がほとんど読めない…という現象に。モニタ本体もそこまで大きいものではないので細かさが半端ないです。この状態で常用するのにはかなりの視力が必要となることは先に書いておきます。で、ここからがWindowModePatchも関わる問題なわけで…

 

ゲーム画面が小さすぎて見えない。しかも表示スケール処理で解像度設定が間違える

という問題が起こるようです。前者は簡単でモニタの物理的なサイズが2倍になったわけでもないに画面の解像度だけが長さ比で2倍以上になり、ゲーム画面がかなり小さくなってしまった訳です。もちろん、ここで出てくるのが拙作のWindowModePatch。こいつでゲーム画面のサイズを4K用に変更してやればうまく使えるゲームであれば解像度変換ができるので困ることではなかったのが幸い。

で、もう一つの問題が、「文字が細かすぎてやばい」にからんでいて、さすがに素の4Kでは文字が読めないのでWindows側の設定でスケーリング処理を行うわけですが、それをするとどうもプログラム本体に伝わる画面の「本来の」サイズがWindowModePatchの処理の時のように変換されて伝わる、という現象があるようです。これ自身は何も間違いはないのですが、この設定は

  • すべてのプログラムに対して同一の設定がかかってしまう
  • スケーリングに内部的に対応しているプログラムであればその制約を受けないようにできる(様子)
  • WindowModePatch側は現段階のプログラム(Ver0.70Alpha)ではこれを知らないのでスケーリング処理を受けた状態の解像度を指定しないとサイズが間違える(4Kの状態ではなくで4K÷スケーリング倍率の状態での解像度を指定する必要がある)

ということで、影響をもろに受けることが発覚してちょっと大変に。この処理については内部的にごまかさないとだめですね…。

 

スケーリング倍率が大きくなるとマウスの移動が大変に

これもどうにかする必要があるかな~と思い始めた課題。マウスカーソルの移動量はどのWindowsだろうと変わらないのでスケーリングにより移動量が減ってしまったように見える、という現象です。FullHDのモニタだったらトラックボールマウスということでボール半回転をさせると画面の端から端まで移動できた(つまり、約1800pxの移動)ですが、4Kモニタになると端から画面中央までしか来ないわけです。するとスケーリングにより2倍表示された状態を考えると移動量が半減したように感じる、というわけです。マウスの移動量を上げると今度はほかのプログラムで本来の移動量に準拠した移動ができなくなるので設定の変更はしたくないのだが…というところです。まあ、そうなるとWindowModePatchがかかっているプログラムだけマウスの移動量を何らかの方法で調節できるような設定がほしいな~というところとなっています。

 

改良点が見えてきた…かな?

4Kになってプログラムを作るときのように膨大な量のテキストを表示させると便利な状態ではうれしい画面の広さが手に入ったので、ここは対応ソフトを増やすとともにWindowModePatchの次回改良点として考えてみたいと考えています。…改良の時間はどうなって作れば?

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