結局HTML5の「標準の動画フォーマット」って何なのでしょう?

OggTheoraを実装したのは実は「HTML5で<標準で>再生できる動画コーデックになる」と思ったからのですが、

これがまたブラウザによってかなり対応が異なるようで。

詳しい解説についてはほかのページに譲るとして、今のところは以下の動画フォーマットがあるようです。

  • H264
  • OggTheora (libtheora + libvorbis + libogg)
  • WebM (libvpx + libvorbis + libwebm)

何が標準になるのか(これ以外にまた候補が出るのか?)についてはいろいろと問題は深いようで、ライセンスの問題やら処理的な不都合の問題やら・・・。

これを調べていた時に、GoogleがWebMをHTML5の標準ビデオフォーマットにしようとしていることを知ってちょっとコードを落としてみました。

一応DirectShowでのフィルタの実装コードがあるようなのでこれを移植するのはそれほど難しくはないのですが、

WebMのオーディオコーデックがVorbisなのでそれのデコードフィルタがないと音声部が再生できないんですよね・・・。

OggTheoraの場合はliboggがWindows/Linuxのプロジェクトがあるので処理はそれほど難しくはないのですが、

WebMの場合はlibwebmにWindowsでのコンパイルを行うためのプロジェクトがないらしく、自分で作るといった対応が必要で

自前のフィルタとして処理するにはちょっと大変そうだな・・・と思っていたりします。

しばらくは様子見と行ったところでしょうか。もしかしたらコードを改造して実装するかもしれません。

どうでもいい選挙での電話について気になった一言。

「○○をよろしくとお伝えください。

・・・よろしくお伝え、ということは別の人に伝えてくれ、という意味であって話された当人はどうでもいいのでしょうか?

そうだとすると、一応私も有権者なんですが・・・という話でした。


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