題名が微妙なのは気にしないで下さい。QSVができるかどうか試す前に環境がいろいろと変わってしまったのでまずその部分から少し書いていきます。
e1000eのドライバがkernelに結合されたらしい
このタイミングで、です。更新が大量に来たのでいろいろとみていたのですが、kernelのアップデート時のdkmsの動きが妙だったのでメッセージを読んでみるとどうやら今回アップデートされたkernel-3.10.0-327がe1000eのドライバを内部的に保持しているためdkmsが作成するドライバと衝突している、とのことでした。そうなると今回の場合はdkmsの役目は終わってしまったのでdkmsの削除と念のために今回のkernelを入れ直して再起動させてLANが正常に動作確認することを確認しました。ドライバを頑張って入れた前回の記事の努力は何だったのでしょうかね・・・。
ちなみに同じようにCentOS7+e1000eの組み合わせの人はkernelをアップデートする前にdkmsの仕掛けは削除しておいた方が良いかと思われます。これでQSV用のkernelを作るときにLANのドライバがどうなるのか?という問題は無くなったことになるので時間があったらエンコードテストをやってみたいと思います。IntelMediaServerStudio2015でもR6ならSkylakeに対応「していそう」な書き方がされていたのでどうなるか、です。
ArchiveHDDのRAIDについて
前回の記事では「ArchiveHDDはRAID使用が推奨されていない」と書きましたが、これについてどうなったのか経過を書いてみたいと思います。
結論から言うと読み込みや書き込みを「単独で」行っているならRAIDとして動かしても影響はあまりないが書き込みながらの読み込みを行おうとするととたんにかなりの速度低下になるので用途がかなり限定される事に注意することというところでしょうか。元から個人的なデータの置き場として使っているのでその用途であれば問題はなさそうなのですがデータをバックアップしている最中にそれ以外のバックアップデータを参照することを避けないと、という問題が・・・。
ちなみに読み込みが単体で行われているならRAIDの通常の威力は出せますのでご安心を。シーケンシャルのテストでもRAID5の読み込みとして出ていてほしいレベルまでは出ていましたし、書き込みもRAID5から見れば少し遅いかな、位で単体HDDよりRAID5の方が読み込みと書き込みが分散される分速度が出やすい、という状態はArchiveHDDでも(しつこいようですが)「単独で」なら維持できるようです。メーカー側からすれば推奨されていない使い方なので微妙かも知れませんが、個人的な使い勝手としてなら容量も確保できるのでなしでは無いと思います。
次はQSV編が書ければな~
というところです。ffmpegやらHandBrakeもありますし、その他LinuxでQSVエンコードができる、といわれているプログラムであれば適当にテストをした結果を時間があれば書きたいと思います。・・・でも記事を書くだけのひまはあまりないのが実情だったり。